【主権危機】馬英九:「両岸は国と国ではない」

6月5日の晩に、「中華民国」軍の退役将官・夏瀛洲が、中華
民国軍も共産党軍も皆中国軍である、と発言したとされる件で、
馬英九はこの発言を批判する姿勢を見せているが、その約一
週間前には、自らが、台湾と中国が国と国であるという関係を
否定している。このような馬英九の姿勢が中国に与することに
なっていることは明らかである。

馬英九「両岸は国と国ではない」

翻訳:台湾の声編集部

「中華民国」総統・馬英九は5月30日、「2011年世界国際法学
会アジア太平洋エリア会議」の開会式に出席し、中華民国憲法
の枠組みでは、(台湾と中国の)両岸関係は国と国との関係で
はなく、ある種の特殊な関係であり、伝統的な国際公法の承認
制度は、両岸関係には適用されず、台湾は「大陸」の主権を承
認することはできないし、しないが、一方で、中共当局が「大陸」
で統治権を有効に行使している事実を否認することもしない。
「互いに承認せず、互いに否認しない」という言葉の意味は、
「両岸は互いに相手の主権を承認しないが、互いに相手の統
治権を否認しない」ということだと述べた。国家元首が「両岸関
係」を「ある種の特殊な関係」に限定したのは、(李登輝総統時
代の)二国論、「特殊な国と国との関係」以来、はじめてのこと
である。

2011年05月30日 16:25 アップル・デイリー オンラインニュース速報より

馬英九称「両岸非国与国」
2011年05月30日 16:25 蘋果即時

馬英九総統今天上午在「2011年世界国際法学会亜太区域会
議」開幕典礼致詞時表示,在中華民国憲法架構下,両岸関係
並不是国与国的関係,而是一種特殊的関係,伝統国際公法
的承認制度,不適用於両岸関係,台湾無法、也不会承認大
陸的主権,但也不会否認中共当局在大陸有効行使治権的事
実,「互不承認、互不否認」的涵義就是「両岸互不承認対方的
主権,但互不否認対方的治権」。

這是自従両国論、特殊国与国関係後,再次有国家元首将両
岸関係限縮在「一種特殊的関係」。

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時局講演会

馬英九政権の下で、台湾経済の中国依存がますます深まり、台湾はいずれ中国に
併呑されるのではないかと危ぶまれている。来年一月に行われる総統選挙の行方
はどうなるか。

民進党候補に決まった蔡英文党首が政権奪還の任務を果たせるか。

講師/「台湾の声」編集長 林建良(りん けんりょう)

日 時/6月29日(水)午後6時
会 場/ホテルルポール麹町 麹町会館
3F「アメジスト」
東京都千代田区平河町2−4−3
!)03-3265-5365

参加費/8,000円(食事付) ※当日欠席は会費をご請求いたします。
メールアドレス  shinwakai@shirt.ocn.ne.jp

連絡先:時局心話會
東京都台東区池之端2−2−8  3F
電 話 03−5832−7231
FAX 03−5832−7232
※すでにお知らせしている方には、重複してのご案内となりましたことをご
容赦ください。
※お弁当の準備等ございますので、ご参加希望の方は前日までにご連絡
いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。


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