【激励を】NHK問題で議連発足!

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NHK問題で議連発足!

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イケイケあかいけ!赤池まさあき (山梨1区)の国政ニュース
〔赤池まさあき衆議院議員のブログ〕より

http://blogs.yahoo.co.jp/masaaki_akaike/58991079.html

NHK問題で議連発足へ
2009/6/4(木) 午前 1:32

 赤池誠章です。いつも大変お世話になっております。多くのコメントを頂き、感謝申し上げます。

●6月3日(水)「公共放送のあり方について考える議員の会」準備会開催

 6月3日(水)午前8時から、衆議院第一議員会館でNHKの「JAPANデビュー」問題で議連の準備会が開催されました。(写真参照)発起人は、安倍晋三先生、中川昭一先生、中山成彬先生、古屋圭司先生です。早朝にもかかえわらず、27名の自民党衆参国会議員本人が集まりました。総務省から放送法と行政指導事例の説明を受け、質疑応答が行われ、今後の議連の進め方を議論しました。会長には古屋圭司先生が選ばれ、その他役職は会長に一任されました。名称は「公共放送のあり方について考える議員の会」となりました。多くの国会議員に呼び掛けて、発足することになりました。

●問題の発端は4月5日(日)に放映されたNHKスペシャル

 問題の発端は、4月5日(日)に放映されたNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー」第1回「アジアの“一等国”」です。企画趣旨は
「1895(明治28)年、日清戦争に勝利した日本は、台湾を割譲され、初の植民地統治を始める。英のインド統治やフランスのアルジェリア統治にならい、植民地をもつことで“一等国”をめざした日本。1910年、ロンドンで開かれた日英博覧会では、台湾のパイワン族を“展示”し、統治の成功を世界に誇示する。日本は「格差と同化」という矛盾した台湾統治を続け、1930年代後半からは「皇民化運動」で日本文化を強制する。半世紀におよぶ統治はどのように変遷していったのか。2万6千冊におよぶ『台湾総督府文書』、近年発見されたフィルム、欧米に埋もれていた文書などを手がかりに近代日本とアジアの関わりの原点を探っていく。」(http://www.nhk.or.jp/special/onair/090405.htmlより)となっています。

 私がこの問題を知ったのは、去る4月23日(木)恒例の清和政策研究会の議員総会でした。資料が配布され、安倍晋三元総理、町村信孝会長らから、4月5日のNHKスペシャルの「シリーズJAPANデビュー第1回アジアの一等国」への批判がありました。一方的に日本を罪悪視する自虐史観でつくられているとのことでした。中山成彬事務総長は、自身が会長を務める教科書議連で公開質問状を出すとのことです。私は観ていなかったので何もいえなかったのですが、番組を見た同僚議員は、口々におかしいと疑問を投げかけていました。ちょうど議員総会を取材していたNHKの記者と目が合うと、困ったような顔をしていました。

●明白な放送法違反

 その日の夕方には、チャンネル桜の水島聡監督、松浦芳子杉並区議が事務所を訪ねて来て下さり、問題となった詳細なNHKスペシャルの問題点を聞きました。問題の第一は、オープンニングのサブリミナル的効果手法です。途中に映像が認知できないコマが挿入されており、止めてみてみるとベトナム戦争らしい写真が横になって入っています。サブリミナル効果は番組基準違反であり、放送法違反に当たります。

 問題の第二は、事実の間違いです。番組に登場する台湾人のインタビューの切り取り方、人間動物園、日台戦争など数多い歴史的事実の間違いがあります。番組や検証インタビューのDVDをもらい、観ましたが、相当偏向していると思いました。日本の近現代史、台湾統治などを中国共産党の視点から描いているとしか思えませんでした。これも、事実を曲げないという放送法違反に当たります。

 問題の第三は、公共放送のあり方です。私たち国民の受信料から成り立っているNHKが、なぜ日本の歴史を傷つけるのでしょうか。NHKは放送法44条によって、民放とは違って、3つの役割があります。

(1)豊かで、かつ、良い放送番組を放送し又は委託して放送させることによって公衆の要望を満たすとともに文化水準の向上に寄与するように、最大の努力を払うこと。
(2)全国向けの放送番組のほか、地方向けの放送番組を有するようにすること。
(3)我が国の過去の優れた文化の保存並びに新たな文化の育成及び普及に役立つようにすること。

 NHK「JAPANデビュー」は公衆の要望や文化水準向上にも、新たな文化の育成普及にも役立っていないことは明白です。

●NHK自らが認める視聴者の批判意見

 NHKの平成21年4月の視聴者対応報告がホームページで公表されています。この番組の反響が一番多かったと認めています。内容は、反響2,924件(好評意見129件、厳しい意見1,945件、その他280件、問い合わせ570件)です。しかし、代表的意見は、どういうわけか好評1つと批判1つの計2つです。さらに、チャンネル桜が批判番組を流したことが余程腹にすえかねたのか、「インターネット上での話題をもとにした意見が多く寄せられました。」とわざわざ断り書きを入れています。

 それだけ批判があり、放送法で定めるように公衆の要望にそっていないにもかかわらず、次のようにNHKは開き直るような公式発言をしています。「番組は開国150年というタイムスケジュールの中で欧米列強を手本に近代化を進める日本の姿を描いた。一つの番組の中だけで全ての要素を平等に伝えるとストーリーがなりたたない面があるし、クリアに伝えられない。多角的な放送かどうかは放送全体で考えるべき。台湾総督府に残された膨大な資料を読み解きながら取材を進め、インタビューについても恣意的な編集をしたことは一切ないと聞いている。そういう考え方について理解を得ながら番組を伝えていきたい」4月22日放送総局長記者会見(NHKホームページより)
http://www.nhk.or.jp/css/report/pdf/0904.pdfより

 反省がまったくなく、放送法違反についても平気なNHKの予算を、国会で承認する必要がないと改めて思いました。

 それにしても、NHK予算が国会を通過して、解散総選挙前の慌ただしい時に、またまた問題勃発です。この時期を狙ったとしかいいようがありません。5月3日(日)にも、JAPANデビューの第2回「天皇と憲法」が放映されました。出演した識者の発言は、天皇制廃止への序章ではないかと思いました。今後も6月7日(日)に第3回通商国家の挫折、6月28日(日)第4回軍事強国と、これでもかこれでもかと日本の戦前の悪行が巧妙に繰り返されていくことでしょう。

●そもそも放送法とは

 NHKはじめ民法を規制している法律は放送法です。そもそも放送法とは何なのでしょうか。昭和25年に制定されたもので、当時はいまだGHQの占領下であり、マッカッサー憲法の理念にそって、放送は「公共の福祉に適合する」という文言が入っています。戦前戦中の一方的な大本営発表という反省に立って、第1条目的には放送3原則として次のように明記されています。

(1)国民に最大限の普及を保障
(2)不偏不党、真実、自律の保障による表現の自由の確保
(3)放送に携わる者の職責を明らかにして健全な民主主義発展に資する

 そして、第3条第1項には、法律に基づかない限り、何人からも干渉されない放送番組編集の自由が明記されているわけです。
もちろん、編集の自由だから何でもいいというわけではなく、次の4基準にそってなされなければならないことになっています。それが、第3条の2項にあります。

(1)公安及び善良な風俗を害しないこと。
(2)政治的に公平であること。
(3)報道は事実をまげないですること。
(4)意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

 さらに、第3条第3項には、各放送局は「番組基準」という自主ルールを定め、公表することになっています。

 それに違反すると、総務省の行政指導が入ることになっています。しかし、戦後33件しかなされておらず、あまりに指導が抑制的すぎると思います。

●放送は反権力か

 放送は、国家にとっては国民を遍くまとめ、国民の意思を一定の方向に導くことができるわけですから、大変な強い武器です。クーデタを起した反乱軍がまず新聞やテレビ局を支配下に置く理由はここにあります。戦後は、戦前戦中の反省に立って、一方的に政府の都合のよい放送をしないように、放送局の自主独立性を強めました。自主独立には当然重い責任が伴うわけですが、現状は表現の自由、編集の自由を自分勝手に振り回し、反権力を気取り、国家の名誉を傷つけ、国民さえも傷つけ、自分たちのやりたい放題で、事実を曲げても自分たちの商売や正義に適えば構わないという独善に陥っていると言わざるを得ません。放送の自殺行為です。総務省が余程のことがない限りは、放送法違反指導をしないことを良いことに、やりたい放題ではないでしょうか。

 さらに、NHKは政治家への説明はしないと言明しています。「JAPANデビュー」について聞きたいので来てくれとお願いすると、断れられました。何様のつもりでしょうか。NHKの予算は国会での承認事項です。国民代表である国会議員に説明責任を果たさないNHKの予算を承認するのは止めようと思いました。

 放送は大事な国家国民の共有財産です。今後、議連でNHKの「JAPANデビュー」は放送法違反事案であるとして、国会で、議連でしっかり追求していきたいと思います。NHKの体質改善ができるまで徹底的に戦います。

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