NHK・JAPANデビュー裁判 第13回口頭弁論
◆日 時:平成24年8月24日(金)午後1時30分開廷
◆場 所:東京地方裁判所 103号法廷
NHKが平成21(2009)年4月5日夜に放送した「NHKスペシャル シリーズ JAPA
Nデビュー・第1回“アジアの一等国”」の放送内容に対しては、識者や一般のみならず、
出演者や協力者からも批判の声が挙がり、損害賠償を求める裁判が起こされている。
裁判の原告は、本会の小田村四郎会長や番組に出演したパイワン族の高許月妹さん、陳
清福さんなど1万355人にも及び、日本裁判史上最大の原告数となっている。
また、裁判の弁護団には約30人の弁護士が名を連ね、南京裁判などで著名な高池勝彦
(たかいけ・かつひこ)弁護士が団長となり、荒木田修、尾崎幸廣、勝俣幸洋、田中禎
人、溝呂木雄浩、山口達視の各弁護士が協議を重ね、毎回、裁判に出席している。
平成22(2010)年2月15日に第1回口頭弁論が開かれて以来、次回で第13回目を迎え、裁
判も大詰めを迎えている。
前々回(3月2日)は、番組取材に協力したパイワン族原告の陳清福氏が証人として出
廷、原告側から1時間、被告側から1時間の証人尋問を受けた。前回(5月18日)は、台湾で
取材した島田雄介・NHKディレクターの証人尋問が行われた。
裁判を傍聴される方は、裁判が始まる10分くらい前(午後1時20分)までに103号法廷に
入っていただきたい。また、東京地裁に入るには金属探知機を通る以外の検査はなく、身
分証明書なども必要ない。