6月20日、東京は27度まで気温が上がる中、NHK「JAPANデビュー」に抗議する
国民大行動の第3弾が渋谷で行われた。
渋谷・ハチ公前では午前10時過ぎから午後1時半ころまで街宣活動が行われ、永山英樹
・台湾研究フォーラム会長、水島総・日本文化チャンネル桜社長、三輪和雄・日本世論の
会会長、大谷英彦・NHKを正す会代表、柚原正敬・日本李登輝友の会常務理事などが、
NHKの偏向放送や「やらせ取材」の実態について訴えた。
午後1時からはNHKホール横にある代々木公園の「イベント広場」においてリレート
ーク集会が行われ、日本李登輝友の会の小田村四郎会長、評論家の石平氏、ジャーナリス
トの井上和彦氏や大高未貴氏などが次々と登壇してNHKの理不尽を訴えた。
いよいよデモ行進となり、ケヤキ並木中央に200人ずつの梯団が4つでき、この時点で
は750名ほど。しかし、後で数えてみれば900名を突破していた。途中から合流する人々の
多さに驚いた。第1弾、第2弾に比べればいささか少ないが、それでもシュプレヒコールの
怒涛は大音響となって確実にNHKに届いた。
代々木小公園でのデモ解散後にハプニングが起こった。NHKは全ての門を締め切り、
警備員を増やしてデモ参加者が中に入れないようにしていた。スタジオパーク前では、参
加者がスクラムを組んで中に入ろうというパフォーマンスをしたところ、必死の形相で押
し返してくる一幕も。だが、デモ参加者たちの方が圧倒し、警備員は門扉まで後退させら
れた。「やろうとすれば、簡単に突破できる」ことを見せただけだった。
この後、参加者の一部が渋谷駅からスタジオパーク行きのバスに乗ってスタジオパーク
を見学しようとしたが、スタジオパーク入口でバスが止められる事態になった。折しもデ
モ後、イベント広場に風船を戻そうとした参加者と合流する形となり、スタジオパーク入
口は騒然となった。バスがストップすること1時間。NHKは誰も出て来ず、なにも対応
しない。京王バスの運転手も、NHKのこの不実な対応にほとほと困った様子。
そこで、バス会社にこれ以上迷惑はかけられないと、水島氏が「名誉ある撤退」を提案、
デモ参加者はバスから降りて事態は収拾された。
しかし、デモ参加者の一部はスタジオパーク内に入って、NHKの非を訴える場面もあ
った。
一連の場面は下記のブログ「なぞの施設AREA09 annex」で紹介されているのでご紹
介したい。
なお、NHK集団訴訟の原告参加者は、昨日で6,000名を突破した。 (編集部)
■なぞの施設AREA09 annex
http://area09.air-nifty.com/