[読者の声]八田與一墓前祭に参列して [三重 服部香苗]

拝啓 新緑が眩しい季節になりました。日頃のご活躍に敬服しています。

 先日の岐阜県支部設立総会時に申し上げたとおり、ご紹介いただいた中川外司様代表
の「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」墓前祭参列旅行に参加をさせて頂きました。
内容はメールマガジン「日台共栄」掲載の報道の通りで、小生にとって大変意義深い貴
重な体験をさせていただきました。

 いつも台湾旅行で台中から嘉義、台南辺りの車窓から眺める緑豊かに実る稲、サトウ
キビ、野菜等の広大な田園風景は、台湾の繁栄と平和の象徴のよう感じています。当時
の総督府、八田技師をはじめ台湾の方々、関係者の並々ならぬ業績が延々と子々孫々の
生活を支え、さらに未来の発展のための礎となっていることは政治問題を超越した象徴
として称えられるものと痛感しています。

 柚原様をはじめいつも言われている通り、日本国内でこのような事実をもっと一般国
民が認識して欲しいと願っています。とは言うものの、小生がこのようなことを認識し
たのは10数年前からのことですが。

 日台関係が更に充実したものとなることを願いつつ御礼申し上げます。 敬具
 
一言追伸

 小生は昨日帰りましたが、5月9日、昼食会の後、レストランのロビーで「黄昭堂」に
ばったり出会いました。おそらく同じ食事会に同席されていたようです。「第5回李登
輝学校で講義をお聞きした者ですが」と申し上げて「総統が変わって対中関係はとうな
りますか」と質問しましたら、「中国は絶対に台湾をよう捕りに来ない」と明言されま
した。                              (5月13日)


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