高座会帰国70年大会」が開かれ、日本からも、本会常務理事もつとめる石川公弘・高座日台交流の
会会長をはじめ同会事務局長の橋本理吉氏や同会幹事の岩本武夫氏らが参加して盛大に開かれた。
「タウンニュース・大和版」が伝えているので下記にご紹介したい。
なお、「台湾高座会帰国70年大会」には、李登輝元総統はじめ経済再生担当大臣やTPP担当大
臣をつとめ、日台交流にも関心が深い甘利明・衆議院議員や本会の小田村四郎会長、台湾少年工が
働いていた高座海軍工廠があった座間市の遠藤三紀夫市長や大和市の大木哲市長なども祝辞を寄せ
ている。小田村会長の祝辞と、石川公弘氏の挨拶を別掲でご紹介したい。
高座日台交流の会 元台湾少年工らと親睦 台中市に約500人 集う
【タウンニュース「大和版」:2015年12月11日】
http://www.townnews.co.jp/0401/2015/12/11/312176.html
高座日台交流の会(石川公弘会長)が11月20日、台湾台中市で開かれた「台湾高座会帰国70年大
会」に参加し、元台湾少年工やその親族らと親睦を深めた。
台湾少年工は、太平洋戦争中に当時日本の領土であった台湾からやってきた平均年齢14歳の優秀
な少年たちのこと。日本本土で航空機を製作しながら勉学に励めば、帰国時には工業学校卒業の資
格を修得できるとの条件に動かされ8419人が渡航。上草柳の宿舎で寝起きし、座間市にあった高座
海軍工廠で戦闘機の生産に従事した。
この大会を主催しているのは、台湾少年工の同窓組織「台湾高座会」(李雪峰理事長)。日本と
台湾との交流を図るため、台湾での戒厳令が1987年に解かれて以降毎年開催している。今年で29回
目。
当日は、台湾少年工に関わりのある日本人100人と台湾人約400人、計500人ほどが参加。各会の
理事長・会長挨拶のあと、会食が行われた。
参加した「高座日台交流の会」は、台湾少年工にとって第2の故郷である大和と台湾の人々が組
織的に交流するために創設され、現在約200人が所属する。今年で26周年。石川会長は「台湾は世
界一の親日。日本と台湾の交流、友好関係を次世代に根付かせたい」と話している。