し、節目となる第10回台湾主権記念会が開かれました。この席で「台湾主権声明」が満場一致で採
択されましたので、その全文を日本語版と漢文版にてご紹介します。
台湾主権声明
歴史を顧みれば、重要なときに、台湾に正義の力と傑出した人物が現れ、危機から引き戻したこと
が何度かあった。これは天が台湾を助けたのであり、また台湾人のちからでもある。
1988年、李登輝前総統が台湾人の良知と文明の力を結集し、半世紀の長きにわたる中国国民党の独
裁政治を排除し、台湾民主化の輝かしい一歩を踏み出した。これは台湾人の大きな力を示すもの
で、我々の誇りである。
しかし、その後、「中華民国体制の下の台湾」における民主的な運営のもとでの、いわゆる政党交
代に我々は失望し、恥ずかしく感じた。中華的価値を奉じる中国国民党がその独裁・封建・野蛮・
腐敗の性質を改めず、台湾の文明の力が育てた民主進歩党は建党の崇高な理念を放棄し、政治利益
を追求する選挙の機械に堕した。
我々は李登輝前総統が達成した「中華民国体制の下での台湾の民主化」という偉業を十分に高く評
価するものであるが、同時に「中華民国体制の下での台湾の民主化」は台湾の進化の過程に過ぎ
ず、避けることのできない段階的な任務ではあっても、最終的な目標ではないということを厳粛に
指摘しなければならない。
我々は中国国民党の売台および反動的な性質を認めることはできないし、また在野党が何もせずに
民主化の成果だけを享受し、護憲、護旗の立場をとるという保守的な態度に同意することもできな
い。我々は台湾人が再び台湾本土の文明と進歩の力を結集し、「中華民国体制の下での台湾の民主
化」の束縛を突破することを望むものである。
「台湾の主権は台湾人にある」という歴史的、法理的に揺るぐことのない正統性に基づき、台湾を
愛するリーダーが、台湾民主運動に献身したすべての先賢が実現しようとした目標を引き続き進め
ていくことを我々は呼びかける。すなわち、自らに適した国家体制・自らの国家のしるしを完成
し、自らの国家を建てることである。
2014年9月7日
共同声明発表団体(順不同)
日本台湾医師連合 日本台医人協会 在日台湾同郷会 在日台湾婦女会
台湾研究フォーラム 日本基督教団東京台湾教会 日本李登輝友の会
日本台湾語言文化協会 台灣獨立建國聯盟日本本部 台湾の声
池袋台湾教会 怡友会
台湾主権声明
回顧歴史、幾逢関鍵時刻、台湾自然浮出正義的力量与傑出人物来●転危機。是天祐台湾、也是台湾
人的固有的力量。(●=手偏に丑)
1988年、李登輝前総統結集台湾人的良知與文明力量、排除長達半世紀中国国民党的独裁政治、為台
湾民主化跨出光輝的一歩。再度印証了台湾人力量的偉大。譲我們感到光栄、驕傲。
但是爾後、在「中華民国体制下台湾」的民主運作下所謂的政党輪替、譲我們覚得羞恥、失望。奉承
中華価値的中国国民党不改其独裁、封建、野蛮、腐敗的体質。台湾的文明力量所培育出的民主進歩
党放棄建党崇高的理念、淪為追求政治利益的選挙工具。
我們十分推崇李登輝前総統所達成的「中華民国体制下台湾民主化的偉業、但同時也必須厳粛地指出
「中華民国体制下台湾民主化」僅是台湾進化路途中、不可避免的階段性歴史任務、而不是終極目
標。
我們不歯中国国民党的売台反動性、也不能苟同在野党座享民主化的成果、護憲、護旗的保守心態。
我們期待台湾人再度結集台湾本土的文明與進歩的力量、突破「中華民国体制下台湾民主化」的束
縛。
基於「台湾主権在台湾人」的歴史上、法理上不可動揺的正当性、我們呼●愛台的領導人物継続推行
所有献身於台湾民主運動的先賢所意指的目標―完成適於自己的国家体制、属於自己的国家図騰、建
立自己的国家。(●=竹冠の下に龠頁)
2014年9月7日
共同声明発表団体(順不同)
日本台湾医師連合 日本台医人協会 在日台湾同郷会 在日台湾婦女会
台湾研究論壇 日本基督教団東京台湾教会 日本李登輝友の会
日本台湾語言文化協会 台灣獨立建國聯盟日本本部 台湾之声
池袋台湾教会 怡友会