資とすべく「李登輝先生歓迎募金」を募りましたところ、205人(本会会員=104人)もの方々から
1280万9,930円の募金が寄せられました。改めて御礼申し上げます。
その後、この募金の処理についてご心配をいただいていることもあるやに仄聞しておりますの
で、ここに謹んで経過を説明させていただきます。
本会より李登輝基金会へ贈る同図書館建設の募金額は、2014年のご来日における李登輝基金会の
本会立替分を差し引いた850万円となり、すでに本会はこの募金全額を同会に引き渡しておりま
す。
李登輝元総統からは2015年10月1日付で「日本の皆さまから多くのご浄財を賜り、誠に有難うご
ざいました。皆様から頂戴した御厚志は、弊基金会で管理し、図書館建設の際には、日本李登輝友
の会を通じて募金使途についてご報告する予定です」という懇篤な御礼状をいただいています。ま
た、同会からは9月8日付で850万円の領収証が届いています。
一方、李登輝総統記念図書館の現状についてですが、昨年3月14日の本誌において「財団法人李
登輝基金会より、日本李登輝友の会の皆様へ」という、李登輝元総統が董事長をつとめられる李登
輝基金会からのお知らせを掲載しました。
このお知らせで、李登輝基金会は「3月12日午後2時より、新北市淡水区の財団法人李登輝基金会
において臨時董事会を開催し、現在進められている『李登輝総統図書館』の建設計画について下記
のような決議を行いました」として、李登輝基金会から新北市政府に対しBOT方式建設計画を提出
したものの、BOT方式が「政治的な利益を追究しているという誤解が生み出される結果となってし
まった」ことに鑑み、「BOT方式で推進することを中止することと決議した」ことをお伝えしまし
た。
現在、李登輝基金会では引き続き図書館建設の建設予定候補地を探す作業を行っているそうで、
同時に、台湾内の複数の大学と李登輝元総統に関する資料の常設展示に向けた協議を進めているそ
うです。
また、本会の協力の下、日本国内でも李元総統に関する資料や文物の展示会を開催できるよう協
議したいという意向が伝えられています。
なお、李登輝総統記念図書館建設の募金につきましては、本会が3月20日に開催した理事会と総
会の議案書に経過とともに記し、李登輝元総統からの御礼状を出席者全員に配布して報告、了承さ
れていることを申し添えます。
平成28年(2016年)3月23日
日本李登輝友の会
● 桜募金ご協力のお願い 日本から台湾に桜を贈り一緒にお花見をしよう!!
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20151217/
【桜募金要項】
◆ 1口=2,000円
*募金にご協力いただいた方全員のお名前のプレートを植樹した桜に掛け、長く銘記する予定です。
*15口(3万円)以上の篤志者の方には、李登輝元総統ご揮毫の色紙「為国作見證」(印刷)と
「我是不是我的我(私は私でない私)」文鎮を贈呈の予定です。
◆募金期間 平成27年(2015年)12月15日〜同28年(2016年)3月31日
・郵便貯金
日台桜基金会 (ニッタイサクラキキンカイ)
記号・番号:10000・30439851
・ゆうちょ銀行
日台桜基金会 (ニッタイサクラキキンカイ)
店名:〇〇八(ゼロゼロハチ) 店番:008 普通預金:3043985
・銀 行
三菱東京UFJ銀行 本郷支店 普通 0149224
日本李登輝友の会 事務局長 柚原正敬
(ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)
・郵便振替 *「桜募金」と明記して下さい。
日本李登輝友の会 (ニホンリトウキトモノカイ)