空港に降り立ち、その日、宿泊先のザ・リッツカールトン大阪にて記者会見を開いて日本版・台湾
関係法の制定などに言及されました。翌20日には大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)で講
演会に臨まれました。お陰様で会場には1,661人も入り、まさに壮観の一言。
昨日は11時50分、新大阪駅発の東海道新幹線のぞみ224号(最新車両「N700A」)で随行報道陣
などと東京入りされました。東京駅では本会会員などが日の丸や緑台湾旗の小旗を振って歓迎、李
登輝元総統は歓迎の人々と握手しながら車に乗り込まれホテルへ。その模様を毎日新聞が写真とと
もに伝えていますので下記にご紹介します。
午後6時から大手町サンケイプラザにて開かれた講演会には定員の600人が参加、まさに立錐の余
地もないほどでした。10台以上のテレビカメラが立ち並ぶなか「これからの世界と日本」と題して
講演されましたが、特に「人類と平和」に力点を置かれて話されました。
大阪講演の模様はNHKニュース、東京講演の模様は産経新聞から別途、ご紹介いたします。
李登輝・台湾元総統:都内で講演 日台の関係強化強調
【毎日新聞:2014年09月22日 東京朝刊】
http://mainichi.jp/shimen/news/20140922ddm007030071000c.html
写真:JR東京駅に到着し、市民の歓迎を受ける台湾の李登輝元総統(前右)=21日、鈴木玲子撮影
来日中の台湾の李登輝元総統は21日、東京都内で講演し、日本に対して「戦力保持は、すなわち
戦争をすることではない。混沌(こんとん)とした国際社会の中で自分の身を守るためには戦力の
保持が必要だ」と訴えた。さらに「日本の改革が東アジアの安定と平和につながる」などと主張し
「日本と台湾は運命共同体」と関係強化を呼びかけた。
講演に先立ち、李氏は新幹線で大阪から東京に移動し、車内で新幹線のサービスの良さなどを指
摘。新幹線技術を導入している台湾の高速鉄道について「台湾にもまだまだ日本に学ぶべきところ
がある」と話した。【鈴木玲子、林哲平】