八面六臂の活躍をするお忙しい片倉氏のご都合により本部主催の「台湾セミナー」と重なってしまいましたが、台湾の言葉になった日本語や北京語・台湾語の歴史などについて話されるそうです。昨日発行の『片倉佳史の台湾便り』からご紹介します。
なお、本誌で片倉真理さんが夫の片倉佳史氏撮影の写真を使い、初めての単著となる『台湾探見 Discover Taiwan―ちょっぴりディープに台湾(フォルモサ)体験』をウェッジから出版したことをお伝えしましたが、台湾の新しい息吹を伝えるとても興味深い内容です。片倉真理さんのキメ細かい取材力が際立ち、いつの間にか台湾の活力の源がなんなのか伝わってきます。今年お勧めの1冊です。
昨日の「中央通信社」がニュースとして取り上げていました。
◆台湾は「魅力を伝えたくなるパワーを持つ島」=在住ライター・片倉真理さん http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201805250002.aspx
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日本李登輝友の会千葉県支部さんのお招きで、5月26日(土曜日)に講演を致します。今回は「台湾ことば散歩」と題し、お話しします。台湾の言語事情に始まり、台湾の言葉になった日本語や、北京語・台湾語の歴史、台湾の方言事情、漢字の話、原住民族の諸言語、現代会話事情や訳語の世界など、幅広く取り上げてみたいと思います。
http://kokucheese.com/event/index/520668/
お話しするネタをいくつか挙げておきます。ご興味を感じていただければと思います。今回は大きめの会場を押さえているので、ゆったりとできると思います。懇親会もありますので、どうぞお越しください。
「ナガシ」という名の音楽職業用語になった日本語「湾生」だけが使う単語がある台湾に残る日本語の地域差とは「アタマ・コンクリ」を考える消え去った日本語〜ねいちゃん、かんじょう、にいさん花蓮到着時の車内放送「かりんこ」とは?地名に残る平埔族の言葉ニックネームは「アブラ」と「アルミ」高砂族の一人称は「ワタクシ」 「サイグー」と胸を張るパイワン族の老人タオ族の「ヤマ」は山ではない100は「たくさん」、1000は「たくさんの折り返し」ホーロー人は「パイラン」、客家人は「ガイガイ」?戦後に形成された「創作日本語」
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・日 時:2018年5月26日(土)15時開演(14時45分受付開始)
・会 場:大手町スペースパートナー
東京都千代田区神田錦町2丁目11番地7 小川ビル 【交通】東京メトロ東西線 竹橋駅から徒歩4分 東京メトロ千代田線 大手町駅から徒歩5分
・参加費:2,000円(当日・会場でお支払いください)
・定 員:130名(定員に達した時点で締切らせていただきます)
・主 催:日本李登輝友の会千葉県支部
・お問い合わせ:日本李登輝友の会千葉県支部(担当・片木) yk-plan@ivy.ocn.ne.jp FAX 03-3868-2045