先にご案内のように、本日午前、在留カードの交付が始まった。今朝の東京入国管理局
前には在留カードの交付を受けようとする在日外国人の方々が約70人から80人ほどが朝7時
くらいから並び始めていた。その中に、台湾出身の連根藤氏や政策研究大学院大学や早稲
田大学への留学生も並んでいた。
前には在留カードの交付を受けようとする在日外国人の方々が約70人から80人ほどが朝7時
くらいから並び始めていた。その中に、台湾出身の連根藤氏や政策研究大学院大学や早稲
田大学への留学生も並んでいた。
マスメディアの関心も高く、日本メディアはNHKやフジテレビなど、台湾メディアは
中央通信社や台湾テレビ、中国時報、台湾新聞などが取材に訪れていた。
申請が終わり、午前10時過ぎ、まず政策研究大学院大学の博士課程に留学中の院生に対
して交付された。恐らく台湾出身者として第1号の交付だろう。続いて連根藤氏に交付され
た。「台湾、万歳」と叫ぶ声も聞こえてきた。2人とも「国籍・地域」欄に「台湾」と記さ
れた在留カードを見ながら晴れやかな笑顔でマスメディアの取材に応じていた。
外国人登録証明書(外登証)の国籍欄に、台湾出身者が「中国」とされていることの改
正を求めたのは2001年6月、李登輝元総統が来日された直後だった。台湾正名運動が始まっ
た。それから足掛け12年目にして台湾出身者が「台湾」と表記された「在留カード」の発
行となった。
決して短くはなかった道のりを振り返るため、下記に「台湾正名運動の歩み」をご紹介
したい。