国際シンポジウム『近代台湾の経済社会変遷─日本とのかかわりをめぐって』が、愛知
大学東亜同文書院大学記念センター、台湾・中央研究院台湾史研究所の共催で、8月4日
(土)・5日(日)に愛知大学名古屋校舎にて開催されます。(聴講無料、要申込み)
国際シンポジウム『近代台湾の経済社会変遷─日本とのかかわりをめぐって』
◆共 催:愛知大学東亜同文書院大学記念センター、台湾・中央研究院台湾史研究所
◆日 時:8月4日(土)・5日(日)
◆会 場:愛知大学 名古屋校舎 L705教室
名古屋駅より徒歩約12分、あおなみ線ささしまライブ駅下車 約2分
◆使用言語:日本語・中国語(通訳あり)
◆聴講無料 要申込み
◆お問合わせ先
愛知大学東亜同文書院大学記念センター事務室(担当:森)
TEL:(0532)47-4139 FAX:(0532)47-4196
E-mail:tshien@ml.aichi-u.ac.jp
◆お申込はこちらから
愛知大学国際シンポジウムチラシ(概要・参加申込書)がダウンロードできます
http://www.aichi-u.ac.jp/asp_pub/event/Com1000080.html
●8月4日(土)
10:00〜10:30 開会挨拶
・佐藤元彦(愛知大学学長)
・謝国興(中央研究院台湾史研究所所長)
10:30〜12:00 ◆セクション1 東亜同文会・東亜同文書院と近代日本・台湾
・馬場毅(愛知大学東亜同文書院大学記念センター長)
「東京同文書院について」
・武井義和(愛知大学非常勤講師)
「東亜同文書院で学んだ台湾人学生について」
・佃隆一郎(愛知産業大学非常勤講師)
「台北帝国大学から愛知大学へ」
13:00〜14:30 ◆セクション2 近代台湾法制の伝承と変容
・王泰升(台湾大学法律学系教授)
「中華民国法制の『脱内地化』の進展と限界」
・曽文亮(中央研究院台湾史研究所助理研究員)
「台湾戦後権威体制下の法律上の『人群』分類及びその効果」
・劉恆?(台湾師範大学公民教育与活動領導学系副教授)
「台湾司法における日本の要素―司法人材養成の背景を中心として」
15:00〜17:00 ◆セクション3 近代台湾文学・文化変遷
・陳培豊(中央研究院台湾史研究所副研究員)
「郷土文学の声と大衆」
・黄美娥(台湾大学台湾文学研究所教授)
「『台湾文学』と『中国文学』の移植およびそれに関連する言語と文字の問題」
・工藤貴正(愛知県立大学外国語学部教授)
「台湾・厨川白村と魯迅の『生命力』・『苦悶の象徴』」
・李衣雲(政治大学台湾史研究所助理教授)
「日本統治期台湾百貨店から見た展示文化」
●8月5日(日)
09:30〜11:30 ◆セクション4 近代台湾の経済変遷
・黄紹恒(交通大学人文社会学系教授)
「日本統治期台湾における三井物産商務の展開と発展」
・謝国興(中央研究院台湾史研究所所長)
「戦後初期台湾中小企業の植民地伝承」
・李為楨(政治大学台湾史研究所助理教授)
「戦後初期国民政府の台湾信用組合改編の研究」
・楊彦杰(中国閩台縁博物館館長)
「百年魚●(養魚池)─蔡氏源利号の養魚池経営」 ●=温の偏が土
12:30〜14:30 ◆セクション5 植民地・戦後における官僚の流動
・許雪姫(中央研究院台湾史研究所研究員)
「日本統治期満州国における台湾人官僚―高等文官を例として」
・湯原健一(愛知大学大学院中国研究科博士課程)
「技術系植民地官僚の形成と交流―台湾総督府内務局長相賀照郷を手がかりとして」
・やまだあつし(名古屋市立大学人文学部教授)
「明治農法と台湾農政─熊本農業学校の教育と卒業生の台湾農政への関与を中心に」
・薛化元(政治大学台湾史研究所所長)
「戦後初期台湾農業エリートの断絶と連続―農田水利会を例として」
14:50〜15:50 ◆セクション6 戦後再建
・鍾淑敏(中央研究院台湾史研究所副研究員)
「戦後日本台湾協会の再建」
・菊池一隆(愛知学院大学文学部教授)
「台湾北部タイアル族の戦中戦後」
15:50〜17:10 総合討論
討論者:許雪姫・王泰升・黄紹恒・薛化元・楊彦杰・浅野豊美
17:10〜17:20 閉会挨拶
・馬場毅(愛知大学東亜同文書院大学記念センター長)
・許雪姫(中央研究院台湾史研究所研究員)