表した。報道によれば「立候補の届け出が1人の場合は資格審査などを経て、早ければ2月下旬に決
定する可能性もあるという」(日経新聞)。
では、総統選挙はいつ行われるのか。どうも2016年1月16日(土)に実施される公算が強まった
ようだ。それも立法委員選挙とダブル選挙の様相だ。日程などは、中央選挙委員会が2月16日に行
う会議で決定するという。
正副総統・立委W選挙、来年1/16実施か
【台湾国際放送:2015年1月29日】
中華民国の次期正副総統選挙と立法委員(立委)選挙が、来年1月16日に同日に行われる可能性が
高まっている。
中央選挙委員会では、2016年に予定されている中華民国正副総統選挙と立法委員選挙を同日実施
するか否かについて、世論調査、インターネット上の意見、公聴会、政党の意見などをもとに決め
たいとしている。
中央選挙委員会は、民意に従い、両選挙を同日実施する方向に向けて調整を進めているが、最終
的には今年2月16日に行われる中央選挙委員会の会議で決議を行うという。この日の会議で両選挙
の同日実施が決議される場合、次期正副総統選挙、立法委員選挙は来年1月16日に行われる見通し。
内政部は、次期正副総統選挙の有権者は、前回2012年に比べておよそ107万人増加する。これら
の有権者は、この選挙が初投票となる人たちだと明らかにした。
中央選挙委員会が行ったアンケート調査の結果が示すところでは、調査を受けた人のうち、およ
そ67%の回答者が正副総統選挙と立法委員選挙の同日実施を支持しているほか、インターネット上
でも合同選挙は社会、経済の発展に有益だという意見が多いということで、中央選挙委員会は、前
回2012年も合同実施しており、今回、別々にやる理由はないという見方を示している。
なお、各政党の意見もこの二つの選挙が同日実施されるかどうかに影響する。与党・国民党は、
「中央選挙委員会の決議を尊重する」と書面で回答、最大野党・民進党は、「合同実施に対応した
措置はとられるのかどうか」について質問したが、野党・親民党と台湾団結連盟は、同日開催に反
対しているという。