台湾の李登輝之友会全国総会へ阿川会長が祝辞

林建良常務理事が出席して今後の展望を発表

 去る5月29日、本会総会の前日、台湾の李登輝之友会全国総会(黄崑虎理事長
、総統府国策顧問)が台湾全土の支部及びアメリカや日本、タイ、ロシアなど同
会海外支部からも参加し、台北市の国賓大飯店において総会を開催しました。
 この総会には李登輝前総統はじめ、台湾独立建国聯盟主席で総統府国策顧問の
黄昭堂氏や台湾団結聯盟の黄主文主席なども参加され、中でも李登輝前総統は8
時間に亘って開かれたこの総会に最後まで出席されていたとのことです。
 本会にも招待状をいただきましたので、阿川会長の名代として常務理事の林建
良氏が参加し、本会のこれまでの活動や今後の展望などについて報告してきま
した。ここに、阿川会長からの祝辞を紹介します。        (編集部)

 祝 辞

 李登輝之友会全国総会の黄崑虎理事長はじめ総会ご出席の皆様、日頃より日台
交流にご尽瘁賜り感謝の意を表しますと共に、総会のご開催を心よりお祝い申し
上げます。
 私ども日本李登輝友の会に対しましても、常々台湾から数々の御配慮をいただ
きまことに有難く存じております。
 さて、本会設立の目的の一つは、李登輝前総統の自由なご来日を実現すること
にあります。病気治療というような理由ではなく、李登輝先生のご念願である「
奥の細道」探訪のため、来日して、心ゆくまで日本の四季を味わっていただくの
が私どもの念願とするところであります。
 最近、李登輝先生は親しい日本の友人に、次のように話されています。
〈この世を去る前に私が書きたいのは『私の細道』です。「奥の細道」を歩い
て『私の細道』を書いて、私から見た日本人の生活の一面、美学的な一面、これ
を何とかして世界の人に知らせたい。〉
 今や私人となられた李登輝先生の日本訪問にどうして障害が生じるのか、不審
且つ遺憾でなりません。多くの日本人がそう思っています。
 李登輝先生のお言葉通り、先生のご来日は、日本のためにもなることです。私
どもはその実現に向け、全員一丸となって一層の努力を傾注することをお誓い申
し上げまして、私の祝辞といたします。
 最後に、貴会総会のご盛会と今後のさらなるご隆昌をお祈りいたします。

 平成十六年五月二十九日

                      日本李登輝友の会
                          会 長 阿 川 弘 之


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