本作は、台湾各地、そして日本へと舞台を移しながら、“日本語世代”5人の人生を振り返ります。時代に翻弄されながらも、ふたつの時代を力強く歩んだ彼らがそれぞれの人生を語るとき、私たちはその言葉の背後に、もうひとつの歴史の姿を垣間見ることになります。日本統治時代の台湾において、さまざまな青少年期を送った人々を取材し、大ヒットとなったドキュメンタリー映画『台湾人生』がDVDとなって発売されました。
登場人物はいずれも日本統治時代を経験した人々。インタビューでは日本語で答えているが周りとの会話は客家語、台湾語、北京語、原住民語と様々である。原住民として誇りを持ち「名前が日本人でも中国人でも、心は原住民だ!」と原住民の生活向上に向けて努力されてきたタリグ(塔立國)さん、ビルマ戦線で戦った元日本兵の蕭錦文さんの「(日本人として)日本政府に訴えたい!」との気迫溢れる語り口など現在の日本人が耳を傾けるべき言葉は多い。
日本と台湾の人的往来は年間250万人を超えているにもかかわらず、過去に50年間の運命をともにした両者の歴史を知らない人が多すぎる。日本語教育世代の子供の世代は国民党教育を受け、世代の断絶ははなはだしい。一方、日本においても現代の台湾の繁栄の礎を築いたことは公教育からは排除されてきた。この映画は日本時代の末期とはいえ、当時の生き証人の生の声を聞くことのできる貴重なものである。
【登場人物】
・ 蕭錦文さん
1926年生まれ。ビルマ戦線で戦った元日本兵。「日本政府から『過去の台湾の軍人軍属の皆さんご苦労さんでした』の一言が欲しいんですよ。」
・タリグ・プジャズヤンさん
1928年生まれ。台湾原住民パイワン族出身。「台湾の主人というのは高砂族の原住民たちですよ。」
・宋定國さん
1925年生まれ。担任だった先生のお墓を千葉県まで毎年訪ねる。「先生のこと、絶対忘れられません。」
■日本李登輝友の会だけの特典!
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送料も1枚160円、5枚セットですと無料となり、大変お得です。
さらに当会だけの特典として酒井充子監督からのメッセージカードもついてきます!
■申込方法
こちらのお申し込みフォームから
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■お支払い 代金後払い(郵便局・銀行) 商品とともに請求書と郵便払込取扱票をお送りします。
※「銀行」でのお振込みをご希望の方には請求書に振込先銀行口座を記します。お申込みより先に銀行から振り込まれましても送付先が分かりませんので、必ず先にお申込みをお願いいたします。
※お届けは三月下旬からとなります。
監督:酒井充子 製作年・国:2008年・日本 発売・販売元:マクザム
カラー/4:3 スタンダード/片面1層/本編81分+特典/音声:1.オリジナル日本語 他〈ドルビー・デジタル・モノラル〉/特典:縮小版パンフレット封入、劇場予告編収録