【台湾の声ニュース:2013年8月5日】
台湾独立建国聯盟日本本部は、8月4日に盟員大会を開き、委員長選挙の結果、満場一致
で王明理委員長の続投を決めた。
顧問設置案も採択された。顧問は委員長の推薦で、盟員大会の同意を経て委託する。顧
問は日本本部のほかの要職につかないことと定めている。
また70歳定年制度の導入の提案もあったが、これは意見として尊重し、規約に入れない
ということになった。
議案審議に入る前、執行部報告の中で、中央委員宗像隆幸総務部長が辞職を表明した。
来月77歳になるためという理由である。
70歳以上をなるべく選ばないという合意のもとで中央委員選挙を行い、続投する委員に
加えて趙天徳(総務部長)、張雅孝(国際部長)、羅世雄の各氏を新たに選出した。
また宗像隆幸、小林正成、廖建龍,連根藤の各氏を顧問とする提案が通過した。金美齢
氏は顧問を辞退したが、重要なメンバーであることに変わりはない。
また大会では宗像氏の提案していた台湾国名正常化声明案を採択し、9月に行われる世界
中央委員会で提案することが決まった。
また『建国舵手 黄昭堂』を宗像氏と趙氏が日本語に翻訳し、修訂を加えた『台湾独立
建国運動の指導者 黄昭堂』が自由社よりまもなく出版されるという報告があった(ISBN:
9784915237782; 本体価格1500円)。