「メルマガ日台共栄」1714号では、米国の査証免除を目的とした、台湾旅券取得を希望
する中国人の急増を報じる10月23日付毎日新聞の記事を引用紹介していました。
する中国人の急増を報じる10月23日付毎日新聞の記事を引用紹介していました。
実は香港でも、香港で生まれ、香港での生活を維持しつつも、米国やカナダ、あるいは
豪州などの旅券を保持する住民が珍しくありません。
言うまでもなく、これは中国の統治に対する、地元住民の不信感が表れたものですが、
中華人民共和国統治下の香港で自治を担う、特別行政区政府で重きを成す人物でさえ他国
の旅券を保持している場合があり、これが世論による追及の対象となることがあります。
その場合、釈明に利用されるのが、こうした諸国の旅券が持つ、第三国への入国時の査証
免除の利便性です。
つまり、他国の旅券保持は、中国に対する不信感の表れではなく、あくまで利便性の追
求上である、と言い逃れる訳です。
従って、今回の中国人による台湾旅券の取得希望急増についても、単なる利便性の追求
に止まらず、いざという時の国外脱出への備えを含んでいると考えても、大きな間違いで
はないと思います。
尖閣諸島の国有化に端を発した日中関係の悪化による両国間の取引停滞と、本邦進出企
業への悪影響が盛んに報道されていますが、元々、中国という市場は、地元住民、特に財
を成した人間ほど、国外脱出への備えを怠らない土地柄であることは認識しておくべきだ
と考えます。
●同感です。「愛国無罪」を叫びながら、愛国心のない中国人。グリーンカードを持ち、
海外に師弟を留学させ、資産を海外に移す中国の高官たち。いつでも中国から逃げ出せ
るように準備しています。中国人の日本への帰化率も韓国人に次ぎます。