【本会ホームページ「お知らせ」:2015年12月8日】
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20151208-2/
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肺尖癌で療養中だった三宅教雄・本会前常務理事(元海上保安大学校校長・台南会会長)が12月
2日に逝去されたとの連絡が入りました。葬儀は近親者ですでに済まされたとのことです。
延命治療はしないとおっしゃっていた三宅さんでしたので、予想されたこととはいえ驚きまし
た。
本会事務局より治代夫人にお悔やみを申し上げますと、10月には家族旅行もし、11月はじめまで
は元気でしたが、半ばくらいから急に容態が悪くなったそうで、「三宅のことをたまには思い出し
てください」とのことでした。
ここに生前、三宅さんから賜りましたこれまでのご指導に心から感謝申し上げるとともに謹んで
哀悼の意を表します。
三宅教雄(みやけ・のりお)
昭和7(1932)年、台湾・台南生まれ。熊本高等学校を経て同31年に海上保安大学校卒業後、海上
保安庁に入庁。第11管区海上保安部那覇航空基地長、第2管区海上保安本部長、海上保安庁装備技
術部参事官などを歴任。同63年、海上保安大学校校長に就任。平成2年退官。同22年9月の中国漁船
による海上保安庁巡視船への衝突事件など尖閣問題を巡り、領海警備の実情などをテレビや講演で
訴え活躍。台湾出身戦歿者の慰霊顕彰にも意を注ぎ、台湾協会評議員や本会理事、常務理事などを
歴任。台南会会長。
◆【三宅教雄】尖閣沖中国船衝突事件と日本の安全保障[桜H22/12/9] http://www.nicovideo.jp/watch/1291966881