【祝】 JR東海と台湾高鐵が人材育成・技術力強化を目的とした「協力覚書」を締結

 11月21日、JR東海と台湾高鐵は人材育成・技術力強化を目的とした「協力覚書」を締結しました。

 22日にJR東海が発表したプレスリリースによりますと、21日に東京で行われた締結式にはJR東海の金子慎・代表取締役会長と台湾高鐵の江耀宗・董事長が臨み、新幹線総合指令所、駅及び運輸所、車両工場などにおける人材交流プログラム等を想定した「人材育成・技術力強化を目的とした人材交流プログラムの実施等」を内容としているそうです。

 日本と台湾の間では鉄道交流は、1986年1月25日に大井川鐵道と阿里山森林鉄道が「姉妹鉄道」を締結したことに始まっています。しかし、2013年までは27年もブランクがあり、この年の4月20日、黒部峡谷鉄道と阿里山森林鉄道が「姉妹鉄道」を締結して以降は雪崩を打つように次々と鉄道提携が結ばれ、本年11月1日の宮崎県日南市と台中市の日南駅の「姉妹駅協定」まで実に44件を数えています。今回のJR東海と台湾高鐵の「協力覚書」で45件となり、この間、2015年と2016年の年8件をピークに、年平均4件というハイペースで鉄道提携が結ばれ、日台の鉄道交流が深化してきています。

 姉妹都市や友好交流都市など都市間提携や台湾への修学旅行も同じ傾向を見せていて、その要因に、東日本大震災への台湾からの絶大かつ親身な支援が日本人の心を打ったことが挙げられるのではないかと思われます。

 また、台湾を日本の重要なパートナーで大切な友人と初めて位置づけた、安倍総理の安定した長期政権もその一因として挙げられるのではないでしょうか。

 JR東海と台湾高鐵の「協力覚書」締結に心から祝意を表しつつ、下記にそのニュースをご紹介します。

—————————————————————————————–JR東海、台湾高鐵と人材育成・技術力強化を目的とした協力覚書締結【マイナビニュース:2023年11月23日】https://www.msn.com/ja-jp

(写真左から)台湾高鐵の董事長、江耀宗(ジャン・ヤオチュン)氏と、JR東海代表取締役会長の金子慎氏(提供 : JR東海)

 JR東海は22日、台湾高鐵との間で、両社のさらなる協力関係の強化を目的とした協力覚書を11月21日に締結したと発表した。内容は「人材育成・技術力強化を目的とした人材交流プログラムの実施等」とされている。

 台湾高鐵は台湾高速鉄道のほか、高速鉄道各駅と市街地を結ぶバスを運営。台湾高速鉄道(2007年1月15日開業)は台北・南港〜高雄・左営間の約350kmを最高速度300km/h、最速1時間45分で結ぶ。日本の新幹線と同様の専用軌道方式を採用しており、開業以来、安全・正確な輸送を実現しているとのこと。

 JR東海は2014年以降、台湾高鐵と締結した技術支援契約にもとづき、台湾高速鉄道の台北〜南港間(約9km)の延伸工事、電気設備等の更新工事において技術コンサルティングを行ってきた。2023年5月には、台湾高鐵がHTSC(Hitachi Toshiba Supreme Consortium)へ東海道新幹線N700Sをベースとした新型車両を発注。JR東海はスムーズな車両の導入に向けた支援を行うとしている。

 今回の協力覚書では、新幹線総合指令所、駅、運輸所、車両工場等における人材交流プログラムなど想定。今後も台湾高鐵との協力関係を一層深めるとともに、人材育成や技術力の強化をめざす。

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