局と教育交流協力協定に調印したという。今後は「教職員の交流研修、生徒の交換研修、教育(修
学)旅行、スポーツ交流、華語(中国語)教育および日本語教育の交流協力など」を促進していく
そうだ。「台湾週報」が伝えているので、下記に紹介したい。
これなら、日台交流に関係する人も団体も各県の教育委員会に要請できる。日台交流の幅と奥行
きがグンと広がる。いいモデルを広島県教育委員会はつくってくれた。心から感謝するとともに、
教育交流協力協定の締結に祝意を表したい。
広島県教育委員会一行が教育部を訪問、桃園県教育局と教育協定を締結
【台湾週報:2014年5月27日】
http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=511877&ctNode=1453&mp=202
広島県教育委員会の下崎邦明・教育長ら一行3名は、教育部(日本の文部科学省に相当)の招き
に応じ、5月22日〜同24日、台湾を訪問した。一行は23日、教育部の楊敏玲・国際及び両岸教育司
(局)長と会見し、台日間の青年教育交流について話し合った。
下崎教育長は、2012年に教育長に就任以来、積極的に国際化を推進しており、各国の地方自治体
および学校との友好関係締結を進めている。現在、広島県内の公立高校97校の内、26校が台湾の学
校と姉妹校を締結しており、同県が各国と協力関係を締結した中で、台湾はその締結数が最も多
く、広島県と台湾との関係が密接であることが見て取れる。
5月22日、下崎教育長は桃園県政府教育局と教育交流協力協定に調印した。今後は双方間で、教
職員の交流研修、生徒の交換研修、教育(修学)旅行、スポーツ交流、華語(中国語)教育および
日本語教育の交流協力などが促進されることになる。下崎教育長は、台湾訪問期間中、台湾の高校
や国立台湾大学磯永吉記念館を訪問した。磯永吉先生は、台湾の蓬莱米の父であり、広島県出身で
もある。
今回の台湾訪問について、下崎教育長は「台湾の中等教育の発展および進歩に強い印象を受け
た。広島県は今後も、台湾の各地方自治体と教育および学術分野において、より一層深く、密接な
交流をしていきたい」と語った。
【教育部 2014年5月26日】
写真提供:教育部 楊敏玲・司長(写真前列右2)、下崎邦明・教育長(前列左2)