先月下旬に紙の本『日台の架け橋2』と電子書籍が同時に出来上がりました。今回の本は前作
『遥かなり台湾6』で紹介したメルマガ記事に最近までの配信記事などを加え再編集したもので
す。
メルマガは活字だけの記事ですが、本にすると写真が加わり、また一冊の本になるためにカタチ
にして残るために、時間とお金をつぎ込んで毎回せっせと本作りをしているのです。
先月、法事で2番目の姉にこの本をあげたら「お酒もたばこもダメなあなたの趣味は本作りだ
ね」と、見抜かれてしまいました。
でも、本作りするといいこともあるんですよ。編集作業でPCに向かっている間は鼻の持病が消
えるし、本を介して新たな人脈が生まれるのです。
過日一時帰国した折に区役所に行き、戸籍変更の届け出をした時のことです。用紙に現住所蘭に
「台湾」と書いたら、窓口の人から「中国」と書きなおすように言われました。
台湾生まれの息子が成人して国籍の選択する際にも、(持ってもいない)「中国籍」を捨てない
と日本籍はもらえないと言われ、しぶしぶ同意して(虚偽の)申告をしたわけですが、いつになっ
たら台湾と堂々と書けるようになるのでしょうか。
この件に関連して、今回の本の中に「台湾の戦後70年と日本の残された宿題」として台湾独立建
国連盟の王明理さんの文章を載せています。是非読んでほしい個所です。
このほかにも、映画「湾生回家」に関する記事や、台湾版五体不満足なども必読の個所です。
「目次」
第一章 湾生回家
湾生回家
引き揚げ体験記
第二章 台湾で知り合えた人たち
日本政府から叙勲された何瑞藤教授
台湾ラジオ界の重鎮・周進升さん
楊素秋さんの秘めたる日本への思い
台湾歌壇の三宅教子さん
台中校のお母さんこと中野栄子先生
趣味を生かす渡辺光章さん
第三章 台湾あれこれ
台湾での留学生活
台湾の介護事情
私と台湾
台南県知事官邸
私の台中訪問記
台湾の戦後70年と日本の残された宿題
ある重度障害者の成功物語(台湾版五体不満足)(原文)很値得看的真人真事
第四章 日本と台湾の絆
第五章 日本人のしたこと
第六章 台湾は日本の植民地だったのか
詩「笑顔で振り返られる人生を」
(注:第一章の一部と、第四章、第五章は(前作遥かなり6)と同じ)
紙の本が欲しい方で、日本在住の方には1000円で、台湾在住の方には220元で、いずれも送料は
当方で負担し、お分けします。ご希望の方はメール下さい。ただし印刷数が少ないので品切れの節
はご容赦のほどを。
また電子書籍はいつでも無料でご覧いただけます。下記のサイトにアクセスして下さい。
『日台の架け橋2』電子書籍版(無料)
http://p.booklog.jp/book/108565/