萩生田光一・政調会長が12月に台湾を訪問 政調会長訪台は19年ぶり

萩生田光一・政調会長が12月に台湾を訪問 政調会長訪台は19年ぶり

 ビッグニュースです。自民党の萩生田光一・政務調査会長が12月に台湾を訪問するそうです。自民党三役が在任中に訪台したのは、2003年に政調会長だった麻生太郎氏以来となります。

 中国の習近平氏が10月に3期目の中国共産党総書記に就いて以降、ますます台湾有事が現実味を帯びる現在、「安全保障面を中心にハイレベルでの協議を行っていくことを確認し、新たな日台関係の構築を打ち出したい」(テレ朝ニュース)という意向だそうです。

 折しも、来日中の游錫●・立法院長は11月30日、麻生太郎・副総裁と萩生田政調会長をそれぞれ表敬訪問した際、萩生田政調会長は、台湾のCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)加入や台湾有事を念頭に「日台が直面する共通の課題について、『国際情勢含めさまざまな課題を乗り越えていけるよう、自由、民主主義、法の支配という共通の価値を共有する大切な友人として、共に前進していきたい』」(自民党ホームページ)と述べ、課題解決への意欲を表明したそうです。(●=方方の下に土)

 萩生田政調会長は、12月11日に行われる日台関係フォーラムで安全保障や経済協力について講演し、蔡英文総統をはじめ防衛関係者らとも会談を予定していると伝える「テレ朝ニュース」を下記にご紹介します。

 日本は、台湾との関係について「非政府間の実務関係」と規定しています。しかし、これまで実務に長け、決断もできる事務次官や局長クラスの訪台を禁止してきました。安倍政権時代の2017年3月に総務副大臣を公式派遣したに留まっています。中国を刺激したくないという「配慮」と「忖度」から自主規制してきたにすぎません。その実、面倒を避けたいという後向きの姿勢が透けて見える有様でした。

 しかし一方では、台湾を「我が国との間で緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナー」と位置づけています。萩生田政調会長の訪台は実質的な政府間対話となるわけですから、この訪台をきっかけに「重要なパートナー」台湾との実務関係を進展させられるようになることを強く望みます。

—————————————————————————————–自)萩生田政調会長が来月に台湾訪問 蔡総統と会談へ【テレ朝ニュース:2022年11月30日】https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000277884.html

 自民党の萩生田政調会長は、来月11日に行われる日台関係フォーラムで安全保障や経済協力について講演するため台湾を訪問することが分かりました。

 萩生田政調会長は安全保障や経済協力について講演を行うほか、蔡英文総統をはじめ、防衛関係者らとも会談を予定しています。

 政権与党の自民党三役が台湾を訪れるのは2003年の麻生政調会長以来、19年ぶりです。

 軍事的脅威を増す中国と向き合ううえで、日本と台湾の安全保障面での協力にも関心が高まっています。

 党幹部が正式な外交関係が無い台湾を訪問することで、今後、安全保障面を中心にハイレベルでの協議を行っていくことを確認し、新たな日台関係の構築を打ち出したい考えです。

 また、今年7月に亡くなった安倍元総理大臣は、「台湾有事は日本有事だ」と発言するなど台湾との関係を重視していて、9月に台湾を訪問する予定でした。

 台湾側としては、安倍氏の側近でもある萩生田氏の訪台を機に日本との関係をさらに強固なものにする狙いもあります。

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