日本開催の太平洋水陸両用指揮官シンポジウムに台湾の海軍少将ら4人が参加

日本開催の太平洋水陸両用指揮官シンポジウムに台湾の海軍少将ら4人が参加

 防衛省のホームページによりますと、6月13日から16日まで、吉田圭秀(よしだ・よしひで)陸上幕僚長と米海兵隊のスティーブン.R.ラダー太平洋海兵隊司令官の共催により「太平洋水陸両用指揮官シンポジウム2022(PALS22)」が開催されています。全体会議は東京都内のホテル椿山荘で開かれ、海部隊研修は上自衛隊横須賀基地と陸上自衛隊木更津駐屯地で開かれるとのこと。

 このシンポジウムは「インド太平洋内外各国の、水陸両用作戦に関係する指揮官を東京に参集し、基調講演、全体会議、部隊研修等を通じ、参加各国の水陸両用作戦能力の向上に資するとともに、水陸両用部隊間の関係強化・相互運用性の向上を図り、インド太平洋地域における平和と安定に寄与するもの」だそうで、米国の海兵隊が2015年から開いているとのことです。

 日本での開催は今回が初めてだそうで「中国の海洋進出などを念頭に連携強化を図るねらい」(NHKニュース)があり、インド太平洋地域の18カ国から70人ほどの指揮官が出席するとともに、イギリスやフランスも参加し、なんと台湾からも出席しているそうです。

 これは、米軍側の招待によるもので、海軍の張世行少将、海軍陸戦隊(海兵隊)の上校(大佐)と少校(少佐)、海軍の中校(中佐)の4人がオブザーバー参加しているとのことです。中央通信社が伝えていますので下記に紹介します。

 こういう席に台湾が出席して各国の指揮官と交流することは、地域情勢や部隊運用の認識を共有する上でとても重要なことです。今後は、防衛省が主催する「日・太平洋島嶼国国防大臣会合」(ジェイピッド:JPIDD)や米国海軍が主催するリムパック(環太平洋合同演習)などにも台湾を招待して欲しいものです。

—————————————————————————————–インド太平洋安保関する国際会議に台湾の少将ら米の招待受け参加、日本で開催【中央通信社:2022年6月14日】https://japan.focustaiwan.tw/politics/202206140005

 (東京中央社)インド太平洋地域などから水陸両用部隊の指揮官を集めて行う国際会議「太平洋水陸両用指揮官シンポジウム(PALS)」の開会式が14日、東京都内で開かれた。米海兵隊が主導する会議で、米側から招待を受け台湾からは海軍の張世行少将ら4人がオブザーバー参加している。

 インド太平洋地域の平和と安定に向け、各国の連携深化を目指し催される同会議。米海兵隊が2015年から開いており、日本での開催は今回が初めて。

 開会式には、インド太平洋地域の約20カ国からおよそ70人の指揮官が出席。台湾から出席したのは張少将の他、海軍陸戦隊(海兵隊)の上校(大佐)と少校(少佐)、海軍の中校(中佐)。軍服ではなく、スーツでの参加となった。

 会議は16日まで続く。期間中には自衛隊の基地や駐屯地を訪問し、米軍の高機動ロケット砲システムや自衛隊の地対艦ミサイル、輸送機「オスプレイ」などの視察が予定されている。

(楊明珠/編集:楊千慧)

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