日本に非あり─中国の匪賊的行為を容認してきた日本  王 紹英(日本台湾医師連合理事)

【メルマガ「台湾の声」:2012年10月3日】

 尖閣諸島の国有化が中国13億人民の感情を「傷つけた」として、中国各地で、野田総理
大臣には想定外の反日デモならぬ反日テロを起こした。中国人は案の定、自分の暴力行為
について謝るどころか、すべての暴力行為の責任は日本にありと指弾した。

 今までと同様、大中華のスタンスを崩さず、中華の思想を堅持している。そこに“俺た
ちに反するものに非あり”の中華的な美学が煌々と輝いている。その中華的な美学には理
性も法も入る余地が残っていない。

 その美学の拠りどころは、恐らく13億の中国人民の感情と天下無敵と思いこんでいる武
力であろう。中国の武力について、素人の自分が分析したり、コメントしたりするほどの
見識は持っていない。しかし、自分より弱い相手には無慈悲に刃を向き、虐殺する決意は
固い。その虐殺の事例を一々挙げる暇もない。しかし武力よりも厄介なのが、13億中国人
民の予測不能で、大変不安定な「感情」ではないか。確かに13億の中国人が一糸乱れずに
怒鳴ったり、号泣したりされると、感動するどころか、恐怖を覚えざるを得ない。

 中国人は物事が気に食わないと、自分の非を省みず、すぐ13億中国人民の感情が傷つい
たとヒステリックに怒る。なぜ、中国人の感情がそんなに脆いのか、とても不思議で仕方
がない。その一方で、中国人は他国の人間の感情は全く頭に入っていない。きっと、他国
の人間は禽獣のごとくであり、人間と思っていないのでしょう。

 蛇足だが、かつて中国人留学生が私を睨みながら「解放軍の弾を使わず、われわれ13億
の中国人が一斉に放尿すれば、台湾人全員が水死するぞ」と言い放った。もちろん物理的
には不可能だが、その威圧する様子は本気だった。

 しかし、13億の中国人が一斉にパンツを下ろし、お尻をまる出して放尿する光景を想像
すると、思わず爆笑したくなった。脱糞よりも放尿すると言い出した中国人留学生も、上
品かつ相当のユーモアセンスの持ち主ではないかと感心した。日本留学の成果であろう
か。

 今回の反日テロについて中国が、日本企業の略奪も破壊も、邦人の傷害の全責任は日本
にありと言い張って、日本は反省すべきだと威張っている。

 相変わらず、中華思想丸出しだ。考えれば考えるほど、ついつい、中国人の言葉を信じ
て日本は反省しなければいけないと思うようになった。

 戦後、中国人の反日テロの素地を作ったのは日本人であり、日本人の中国政策の賜物で
はないか。不謹慎ながら、仏様のお言葉を借りると「自業自得」ということらしい。

 大分前のことだが、ある「親台湾」と自任する退職高級官僚が「台湾との50年の植民地
関係よりも、中国との5千年の付き合いのほうが大事だ」と上の目線で放言した。

 残念ながら、この考えは今でも日本の政界、文化人、財界に漂っている。しかし、5千年
付き合っても、中華思想については無知であり、中国人の感情を理解できていないことは
反省すべきだと言わざるを得ない。

 中国が台湾を中国歴史的な「固有領土」と勝手に主張したことも、フィリッピンのミス
チーフ島を占拠したことも、尖閣諸島の領有権を主張したこととも、すべて中国が捏造し
た歴史の事実に基づいて行動している。

 日本は他人事のごとく前者を容認して黙認してきた。ところが、匪賊が自分の玄関まで
土足のまま上がってきた途端に慌てはじめた。

 中国から見れば、今まで日本は中国の歴史を根拠とした領土主張を理解し、黙認してい
たのに、なぜいまさら国際法とか国際法廷を言い出すのかと、不思議に思っているに違い
ない。中国は匪賊の論理で貫いている。日本が前後不一致でぶれていることは明白だ。

 中国人がチベット人、ウイグル人を虐殺し、文化を破壊尽くしても、日本は坐視してき
た。千発のミサイルを台湾に睨みをきかせて台湾人を威嚇しても、日本は無視してきた。
さらにあかんのは、台湾海峡の緊張を来すかもしれない台湾独立運動を支援するどころ
か、中国の歓心を買うように批判した。

 中国から見れば、もちろん日本はこの匪賊的な論理を十分理解して擁護し、中国は日本
が自分の歪曲した論理を十分理解しているという結論に到達したに違いない。

 今までの日本は、中国の歴史的な理屈をあたかも良き友人のように理解し、卑屈な属国
のように土下座外交をし、援助交際のように経済的に応援してきた。

 中国人の匪賊的な行為を容認しながら育てたのは、日本のこのような姿勢ではないかと
思わざるを得ない。やはり、日本に非あり。中国政策を大いに反省するべきと言わざるを
得ない。

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