日台共栄の夕べに李登輝前総統から祝辞

日台共栄の夕べに李登輝前総統から祝辞
250人を超える参加者で熱気あふれた感謝の夕べ

 23日に開催された「日台共栄の夕べ」には250人を越える参加者が集い、李登輝
前総統が来日されることも相俟って、マスコミ関係者も日台20社近くに及び、こ
の1年を締めくくるにふさわしい会となり盛況裡に終えることができました。
 翌24日、メールマガジン「台湾の声」がその模様を伝えていますので、李登輝
前総統の祝辞とともにご紹介します。               (編集部)


【報告】日台共栄の夕べ
【12月24日付 メールマガジン「台湾の声」】

 昨晩(23日)、日本李登輝友の会主催の「日台共栄の夕べ」が池袋のホテルメ
トロポリタンで行われた。立ち見が出るほどの盛況で、第一部は約250名が参
加した。李登輝前大統領の来日を控え、マスコミの関心も高く、新聞社だけでな
く、台湾のテレビ局、日本のテレビ局の取材もあった。
 第一部では、小田村四郎会長、許世楷大使の挨拶のあと、李前大統領からの祝
辞を永山英樹事務局次長が読み上げた。メインプログラムは、許大使の夫人でも
ある盧千恵氏が「私と世界人権宣言」という題で講演された。盧氏は、冒頭、天
皇誕生日、また自身がクリスチャンであることからクリスマス、そして李登輝前
大統領来日決定に祝意を示した。中華民国政府のもと国内外の台湾人の人権が如
何に蹂躙されたか、そしてそれに理解を寄せた日本人の働きがあったというエピ
ソードを披露した。関係者によればアムネスティ日本支部は、もともと台湾人政
治犯を救援するためにできたのだという。
 またドキュメンタリーフィルム「ダンス時代」のオリジナル予告篇の紹介があ
った。台湾人出演者が日本のことをよく知っている場面に、会場からは驚きの声
が上がった。チャンネル桜で番組を持つ謝雅梅理事の司会で和やかに会は進行し
た。
 第一部閉会の挨拶にたった黄文雄常務理事は「今日、石原慎太郎都知事が李登
輝さん来日を妨害しようとする中国に対して『みっともない』というのを聞いて
スカッとした」という感想を披露し、会場の共感を呼んだ。また先に配信したよ
うに、柚原正敬事務局長から李登輝前大統領の奉迎活動の内容が明らかにされた。

 【李登輝さん奉迎活動】27日午後6時名古屋空港集合。
 http://www.emaga.com/bn/?2004120074678204002041.3407

 第二部の大忘年会にも200名余りの参加があった。田久保忠衛副会長の開会挨拶
の後に中條??・アサヒビール名誉顧問、河野昭・高雄中学校同窓会会長の祝辞
があり、陳鴻基副大使が日本語で乾杯の音頭をとった。また民主党で台湾との交
流を進め、李登輝前大統領来日に関しても尽力されている中津川博郷・衆議院議
員からも祝電があったほか、自民党の高木啓氏も壇上でスピーチを行った。
 終盤には、日本李登輝学校台湾研修団および台湾人留学生がリードして李登輝
さん賛歌「阿輝伯(アフイペ)」を台湾語で斉唱して盛り上がった。
 閉会挨拶に立った林建良常務理事(本誌編集長)は、「中国は李登輝さんが『
台湾建国の頭目だ』として目の敵にしているが、それは建前で、本当は、武士道
精神に満ちあふれた李登輝さんが日本人の目を覚ましに来たのを恐れているのだ。
つまり日本が自分のよさを知って、自信を持つことを中国は恐れているのだ」と
指摘した。
 また「日本の領海を侵犯しながら謝罪しない軍拡主義の中国には、李登輝さん
を戦争メーカー呼ばわりする資格がない」と、ダブルスタンダードな中国を切っ
て捨てた。もちろん最後は日台共栄のための万歳三唱で締めくくった。会場では
年配の男性が感極まって男泣きするシーンも見られた。

『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html
『日本之声』http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe Big5漢文


【李登輝前総統からの祝辞】

 「日台共栄の夕べ」にお集まりの小田村四郎会長、副会長の皆様、理事の皆様、
会員の皆様、今晩は。
 本年も残りわずかとなりましたが、この一年間における皆様の台湾に対するご
支援、日台関係促進におけるご努力に、心から感謝を申し上げます。
 さて本年は、日本は台風や新潟県中越地震など、相次ぐ天災に見舞われました
が、同じように台湾でも、やはり台風などで大きな被害を被るなど、まことに心
の痛む一年でした。しかしそうしたなかでも両国の国民は、お互いの被害に大き
な関心を寄せ、心のこもった支援を行いました。
 このような、自然と湧き上がった行動からもわかるように、両国民の間には強
い心の絆があるのです。台湾と日本は兄弟のように、心の通う、仲のよい国であ
ると、つくづく感じさせられました。私たちはこうした貴い友情関係をさらに大
切にし、発展拡大していきたいものです。
 今後も台日共栄の理念の下、貴会とはさらに提携を強め、両国のため、そして
アジア全体のために努力、邁進していきたいと考えております。
 本日のご盛会と、来年における皆様のますますご健闘をお祈りいたします。

 二〇〇四年十二月月二十三日
                              李 登 輝


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マガジン名:メールマガジン「日台共栄」
発 行 日:毎週配信(ほぼ毎日)
発   行:日本李登輝友の会・メールマガジン「日台共栄」編集部


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