2月28日(日)に予定していた台湾独立建国聯盟主日本本部主催の「台湾2・28時局講演会」をコロナウイルス感染者数の大幅な増加状況を考慮して、やむなく中止することに致しました。すでにお申込み頂いた方には改めて御連絡致しますが、とりあえず、皆様にお知らせいたします。
1947年2月28日に台北で発生した二・二八事件は、台湾人が自由と政治参加を求めて立ち上がった結果、無残にも3万人もの優秀な台湾人が中国兵によって虐殺された忘れ得ぬ事件です。そして、この事件によって、台湾人は自分たちは中国人とは異なるという台湾人アイデンティティを心に刻んだのです。私たち台湾独立建国聯盟は、毎年、この二・二八事件を記念して活動してきました。
今年も台湾に関する講演会を予定しながら、昨年に引き続き断念せざるを得ないことは誠に残念です。
特に、2020年は聯盟日本本部の前身〈台湾青年社〉が発足してから60年、台湾独立建国聯盟が発足してから50年の記念すべき年で、これまでに台湾独立運動が、台湾の民主化にどのような影響を与えてきたのかを振り返る企画も予定していました。
コロナ感染が収束しましたら、改めて企画し、皆様にお知らせしたいと思っていますし、ネット配信の道も考えておりますので、宜しくお願い致します。
皆様のご健康をお祈りしております。
2021年1月8日
台湾独立建国聯盟日本本部 委員長 王明理
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