【本日・講演会】「拡大する中国のアジア侵略

【本日・講演会】「拡大する中国のアジア侵略 2年前の聖火リレーを振り返って

http://uyghur-j.org/news_20100411.html

日本ウイグル協会主催講演会
「拡大する中国のアジア侵略 2年前の聖火リレーを振り返って
〜長野が日本でなくなった日〜」

日時:4月11日(日) 15:00〜19:00

場所:落合第一地域センター 第一会議室
東京都新宿区下落合4丁目6−7
03-3954-1611

基調講演(15:15〜16:15)
山際 澄夫氏(ジャーナリスト)

パネルディスカッション・質疑応答(16:30〜18:45)
山際 澄夫氏(ジャーナリスト)
長田 幸康氏 (フリーライター、I love Tibet!管理人)
小林 秀英氏(チ ベット問題を考える会代表)
関岡 英之氏 (拓殖大学日本文化研究所客員教授)
イリハム マハムティ(日本ウイグル協会会長)

参加費:1000円
主催 日本ウイグル協会

2008年4月26日、北京オリンピックの聖火リレーが長野にやって来ました。
3月に起きたチベットでの虐殺事件の直後ということもあり、世界各国の聖火リレーで

中国に対しての抗議活動が起きていました。
オリンピックは「平和の祭典」とも言われており、人権弾圧を続ける中国に開催の資格があるのか、
という疑問の声があちこちで出されていました。

中国政府は日本での聖火リレー成功を演出するため、日本国内にいる中国人留学生などを大量に動員し、
長野に集結させました。
聖火リレー当日は、朝から大勢の中国人と中国国旗が沿道を占拠していました。チベット旗を持った
日本人も大勢いましたが、大量に動員され組織的な行動を取る中国人には圧倒されるばかりでした。

日本で行われた聖火リレーであるのに、出発式や閉会式の会場からは一般の日本人が締め出され、
警察は聖火リレーをトラブルなく終えるための対応をするばかりでした。

走行中の車から身を乗り出して中国国旗を振り回したり、人ごみに紛れて暴力を振るう中国人も
あちこちで見られましたが、現場の警察は全く取り締まろうとしませんでした。長野という地方都市で、
大使館に動員された大勢の中国人の横暴な振る舞いと、それを見て見ぬふりをする日本の警察の対応に、
日本の置かれている危機的状況が端的に現れたのではないかと思います。

これを機に、日本の中でも中国の脅威が周知されると共に、チベットの支援活動が盛り上がりました。
チベットが取り沙汰されることが多かった長野聖火リレーですが、日本でのウイグル支援活動も
あのときからスタートしました。
チベットの虐殺事件と北京オリンピックによって、世界各国でチベット支援運動が広がりを見せましたが、
日本ではそれと共にウイグル・モンゴルも含めた中国の「少数民族問題」全体を支援する動きが作られ、
進展を見せています。

今回は、聖火リレー当日の長野においてチベット弾圧の抗議活動にも参加したジャーナリストの
山際澄夫氏に基調講演をお願いしました。

産経新聞の記者として、長年に渡り世界や日本各地でのあらゆる出来事を、取材、報道してきた山際氏を、
「これが本当に日本なのだろうか…」と思わせた長野聖火リレーとはどのようなものだったのか。
「聖火」によって炙り出された様々な事柄を、あらゆる観点からお話して頂きます。

今後のウイグル・チベット・モンゴル支援活動を考えるためにも、中国の脅威と現在の日本が
置かれている状況を、長野聖火リレーを振り返り考える一日にしたいと思います。

日本ウイグル協会主催講演会
「拡大する中国のアジア侵略 2年前の聖火リレーを振り返って 〜長野が日本でなくなった日〜」

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http://www20.atwiki.jp/uyghurissue/pages/30.html

中国の強制労働収容所である労働改造所(労改:ラオガイ)についての講演会を行います。ご自身も19年間投獄された、アメリカ在住の人権活動家のハリー・ウー氏(呉弘達氏)にご講演頂きます。氏が創設された「労改基金会」の働きにより、欧米各国では「ラオガイ(laogai)」の単語とともに、その実態が広く知られるようになりました。
皆様のご参加お待ちしております。

ハリー・ウー氏講演会 中国の「労働改造所」の実態

日時:4月22日(木)19:00 - 21:00
基調講演:ハリー・ウー氏(中国語表記:呉弘達氏 在米人権活動家 米国「労改基金会」創設者)
コメント・質疑応答
資料代:1000円

場所:新宿区落合第一地域センター 3F 第一集会室
東京都新宿区下落合4丁目6−7
03-3954-1611

主催: ウイグル問題を考える会
協力:日本ウイグル協会、アジアと中国の民主主義を考える会

中国の独裁政権は、強権と恐怖によって維持されている。中国共産党政府に異議を唱える者には不当に逮捕、拘禁、死刑などが行われてきたが、その中でも「労働改造」制度が果たした役割は大きい。
「労働を通して更生する」という刑事罰により送られるところが「労働改造所(労改・ラオガイ)」であり、60年間に5千万人もの人々が拘禁され強制労働を課せられてきたと見られている。現在でも千箇所、数百万の人々が苦しんでいると推定されている。
労働改造所では、収容者はほとんど無賃で、劣悪な環境下で、収容所内の農場や工場などで働かされている。現在は「監獄」と名を変えているが、実態に変化は無い。普通の国の刑務所などと異なり、労働改造所での強制労働は中国政府にとっては「儲かるビジネス」となっている。
また労働改造所は、一般企業のような企業名を持ってビジネスをするため、我々日本人も気付かぬままに強制労働によってつくられた商品が輸入されて、市場に出回っているのである。

今回の講演会は、労働改造所に19年間収容され、その後アメリカに亡命されたハリー・ウー(呉弘達)氏に、その実態について語って頂く。
ウー氏は「百花斉放百家争鳴運動」で中国共産党を批判したため、1960年に23歳で投獄され、鉱山や農場などでの強制労働を強いられた。1985年に渡米、教職に就いた後、人権活動家として活動を始め、何度も中国に潜入し、調査を続けている。1992年に「労改基金会」を設立し、中国の強制労働や、中国で行われている広範な人権侵害についての情報を集約し、発信している。

ソ連の「グラーグ(強制労働収容所)」やナチス・ドイツの「KZ(強制収容所)」などについては、国際社会は人道的な観点から非難をしてきた。ウー氏の働きにより、中国の「労改(laogai)」も次第に浸透し、英語など各国語の辞書に載るようになってきている。
日本に於いても「労働改造所」の名称と共に、強制労働の実態が広く周知されることを望む。

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