世界日報より
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/090517-4.html
NHK反日報道に約1300人が抗議 東京・渋谷
台湾や名古屋などでも同時デモ
NHKの偏向報道への抗議デモが十六日、東京・渋谷の宮下公園から
NHKまで行われ、賛同者約千三百人が「台湾と日本を分断するNHK
を許さない」などとシュプレヒコールを上げた。デモ隊は日本李登輝友
の会や草莽全国地方議員の会、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志
の会などが主催し、福地茂雄NHK会長あての抗議声明を手渡した。
問題となっているのは先月五日、NHK総合テレビが放送した「NH
Kスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等
国”』」。NHKはこの中で、台湾住民のインタビューを恣意的に編集。
この自虐史観に基づいた反日的報道が、公共放送としてあるまじき偏向
報道として、批判の俎上に上っている。
デモ行進前、NHKの近くで開催されたリレートーク集会では、上智
大学の渡部昇一名誉教授が「名門紙ロンドン・タイムズは戦前、98%
の真実の中に意図的な2%の嘘を織り交ぜた。それはドイツに関するも
ので、パリに侵攻したドイツ兵が、赤ん坊を放り上げて銃剣で突き刺し
たなどといった報道はすべて嘘だった。NHKはおおむね、良識ある報
道と言ってもいいが、極めて悪質な2%問題がある。これは言論機関を
暴力機関に変える」と指摘し、政治的な意図を持った報道姿勢の危うさ
を強調した。
また日本李登輝友の会の小田村四郎会長は「(NHKのJAPANデ
ビューは)明治四十三年の日英博覧会での台湾の高砂族の踊りを『人間
動物園』と表現したり、後藤新平を残虐非道な弾圧者として扱った。自
虐史観に基づくこの誤った報道に対し二度、抗議声明を出したが、NH
Kは開き直るだけだった」と批判した。
同日、台湾の台北でもNHK台北支局前で抗議集会が行われるととも
に、青森市や名古屋、福岡市でも各NHK支局への抗議デモが行われた。