靖喜学園長)が3月18日から修学旅行で台湾を訪れ、李登輝元総統を表敬訪問し、八田與一
の烏山頭ダムなどを訪問する。
産経新聞がその内容を伝えているので下記にご紹介したい。記事にもあるように李登輝
元総統を表敬訪問するに際しては、本会が微力ながらお手伝いさせていただいている。
なお、岡山学芸館高校の森靖喜学園長は生徒たちに先駆けて日本李登輝学校台湾研修団
や本会岡山県支部の台湾研修ツアーに参加、率先垂範して原動力となっている。この熱意
に押され、今回の修学旅行には父兄など10余人も同伴する予定となっている。
◆ 岡山学芸館高校
http://www.gakugeikan.ed.jp/teacheres.php
李登輝元総統を訪問 19日台湾で岡山学芸館高生20人
【産経新聞:平成25(2013)年3月1日】
岡山学芸館高(岡山市東区)の生徒らが今月、台湾を訪問、李登輝元総統に面会する。
さらに、日本人技師が建設、台湾の農業発展に貢献したダムなども訪ねる予定で、生徒ら
は「学校や教科書では教わらない歴史を学び、交流を深めたい」と思い描いている。
訪台するのは1、2年生20人で、18日から4泊5日の日程。昨年に続いて2回目の訪問だが、
「日本李登輝友の会」などの尽力で、李元総統との初の面会が19日午後に実現した。
同高では、学生時代に台湾の歴史教育や政治を研究した社会科の小笠原健二教諭(28)
が昨年秋から「台湾講座」を開き、関心を高めてきた。受講した生徒からは「中国と台湾
の違いが良くわかった」などと感想が寄せられたという。
滞在中、日本人土木技術者、八田與一氏が10年の工期をかけて昭和5(1930)年に完成さ
せた台湾中部の烏山頭ダムを見学。このため、事前研修会では八田氏の功績を描いたアニ
メ映画を鑑賞、現在も八田氏が台湾で尊敬されていることなどを学んだ。昨年、姉妹校提
携した屏東市にある屏栄高級中も訪れる。
2年生の徳田悠祐さん(17)は「台湾が日本の統治下にあったことも知らなかった。李さ
んのお話を聞けるのは感激。高校生の間に視野を広げたい」。左直栞さん(17)は「映画
で八田さんの強い意志を感じた。李元総統からは台湾をどう発展させたかを聞いてみたい
です」と期待感を高めていた。