李元総統「無罪の自信がある」 外交機密費流用審理初出廷

昨年の6月30日昼、台湾の最高法院検察署(最高検)が李登輝元総統と「台湾総合研究
院」創設者の劉泰英氏を国家機密費約780万ドル(約6億3千万円)を横領したとして、公有
財物横領の罪で起訴したというニュースが駆け巡った。

 10日、李登輝元総統が初出廷されたことを産経新聞などが伝えている。李元総統は「無
罪の自信がある」などと笑顔で話されたという。

 このニュースに接するたびに、亡くなられた黄昭堂先生(台湾独立建国聯盟主席、昭和
大学名誉教授)の声を思い出す。このときはまだまだお元気だった黄先生からわざわざ
「動揺しているといけないと思って」と電話をいただいたのだ。

 黄先生は「この機密費流用の件はかなり前に裁判で無罪になっている。先に李登輝先生
が今度の総統選挙について『棄馬保台』と明言されたので、国民党が司法を利用して仕掛
けて来たのだろう。心配する必要はない」とのことだった。

 李元総統と黄昭堂先生の言葉を信じている。


李元総統「無罪の自信がある」 外交機密費流用審理初出廷
【MSN産経ニュース:2012年8月10日】
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120810/chn12081013040001-n1.htm

写真:台北地方法院(地裁)に出廷し、報道陣に対応する李登輝元総統=10日午前、台北
   市内で(吉村剛史撮影)

 【台北=吉村剛史】外交機密費を流用したとして汚職の罪に問われている台湾の李登輝
元総統(89)が10日、台北地方法院(地裁)の審理に初めて出廷した。最高機密にかかわ
るとして審理は非公開で行われ、約30分間で終了した。次回は9月21日に実施される。

 李氏は紺色のスーツ姿で医師や秘書に付き添われ、報道陣に「関心を持ってくれてあり
がとう」とあいさつ。審理では人定など簡単な質問に答えたという。終了後、再び報道陣
に対し「無罪の自信がある」などと笑顔で話した。

 李氏は総統在任中の1994年に南アフリカに3億台湾元を援助したが、後に2億台湾元をシ
ンクタンク設立に流用したとして、昨年6月、李氏が名誉理事長を務めたシンクタンク創設
者とともに最高検当局に起訴された。李氏の初出廷は今年6月下旬に予定されていたが、李
氏の体調不良で延期されていた。


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