_91年、李登輝学校参加レポートA_H・K_
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NHK Japanデビュー問題
 既に皆様ご存じの通り、出演者の柯徳三氏は「日本は台湾で良いことも悪いこ
とも行った」と発言したにも関わらず、NHKは「悪いことを行った」と言う発
言のみを取り上げで番組を作成しました。
 今回柯徳三氏と親交の深い、友愛会の張文芳氏から話を聞くことができました
ので紹介します。

 柯徳三氏の考えは、「日本は台湾で良いことも悪いことも行った」のは事実だ
が、今の自分(柯徳三氏)があるのは日本の教育のおかけでだと考えているとの
事。
 では「日本が行った悪いこと」とは何かというと、それは主に戦後の日本の対
台湾政策にある。
 台湾は一貫して親日的であるにもかかわらず、日本は中国の顔色を伺い、「突
然、台湾との断交」「李登輝元総統へのビザ発行拒否」など、台湾にとってひど
い仕打ちをしている。
 また現在の国際社会における、台湾の中途半端な状況(中共? 中華民国? 地
域?)を作ったのは、サンフランシスコ条約で日本が台湾を「放棄」した事に始
まる。大東亜戦争で日本はインドネシア・ベトナム・ビルマなど、アジア各国を
独立させたが、台湾だけはきちんと独立させることができなかったのだ。



 番組放映後、柯徳三氏の自宅に「何であんな事を言ったのか!」「普段と言っ
てることが違うじゃないか!」との電話が続き、柯徳三氏は心を痛めているそう
です。
 NHKは国民から巻き上げた受信料で柯徳三氏の思想を歪曲し、公に放送しま
した。それが原因で柯徳三氏を不当に苦しめています。これはNHKによる重大
な人権侵害ではないでしょうか。
 少なくともNHKは出演者に謝罪し、関係者の処分と再発防止を行うべきです。
 この問題を放置したら日本の恥だと思います。
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