【AC論説】国民党の洗脳教育を正せ

【AC論説】国民党の洗脳教育を正せ
【AC論説】国民党の洗脳教育を正せ

Andy Chang 

ロスの友人から電話があって、戦後生まれの台湾人と話をしていた
ら第二次大戦の時は日本が台湾を爆撃したと言ったのでビックリし
たと言う。しかも間違いを糾そうとしたらアメリカは台湾の友軍だ
から台湾を爆撃するはずがないと答えたそうである。第二次世界大
戦のとき台湾は日本の領土でアメリカの敵だったことを知らない世
代がすでに70歳になっている、ということは大部分の台湾人が正し
い台湾の近代史を知らない証拠である。国民党がこのように台湾人
を洗脳したのである。これは早急に改正しなければならない。

台湾が日本と戦争して、中国と台湾は日本と戦っていたように洗脳
された世代は中国の台湾併呑を受け入れてもおかしくない。これが
中国人の洗脳教育の怖さである。台湾独立のために間違った知識を
正すべきである。

蔡英文が総統になって新政権が発足し、「転型正義」が声高に叫ばれ
るようになったが、国民党が不当に横領した日本統治時代の資産や
228事件と白色恐怖、司法改革などが主体である。国民党の洗脳教
育を排除して正しい台湾の近代史を教えることも転型正義の早急課
題である。正しい歴史を知らなければ正しい台湾アイデンティティ
を持つことは出来ない。

●日本の統治を教えない国民党

台湾の学校教育では台湾の近代史を教えない。中学から高校まで、
中国4千年の歴史と多分に歪曲した中華民国の歴史だけである。
1895年に清朝が台湾を日本に割譲したあと、1895年から1945年ま
での50年の間に日本政府の台湾の重要建設は殆ど教えない。歴史を
知らなければ国民党が接収した日本統治時代の資産を取り戻すのは
知識不足である。

日本政府は台湾で完全な戸籍制度、小学校から大学までの教育制度、
ダムの建設と水道と下水道、鉄道と縦貫道路、嘉南大シュウ(土偏
に川)の農業用水路、全島の電気系統などいろいろな建設をしてき
た。戦後台湾にやってきた中国人が金物屋で水道の蛇口を買ってき
て壁に捻じ込んだけど水が出ないと苦情を言った笑い話がある。

終戦当時の各都市には日本政府または会社などの建物や土地が殆ど
国民党が横領、または政府要人が私有した。詳しい日本統治時代の
歴史を知らなければ転型正義で不当資産の摘発は出来ない。

●洗脳された台湾アイデンティティ

中国人の洗脳は台湾、チベット、蒙古など、みんな漢民族の異族統
一である。漢民族が劣勢の時は「五族共和」とウソを唱え、やがて
異民族も漢民族も同じ「中華民族」と言い、領土を拡張してやがて
異民族の大虐殺となる。チベットや新疆(東トルキスタン)で漢民
族が行った種族絶滅はみんなこのステップを辿った。国民党は台湾
人に対し、一方では我々は同じ漢民族だと宣伝しながら一方では台
湾語を禁止し、福洛族と客家族を離間した。台湾が日本の領土だっ
た事実を隠して台湾は中国の一部と教育してきた。

中国人はカイロ会議とポツダム宣言で台湾は中国に「返還」された
と主張するがこれは事実ではない。日本はサンフランシスコ平和条
約で台湾澎湖の主権を放棄したが中国に返還していない。

つまり台湾の国際的地位は「国際条約に拠って台湾人の領土」とな
ったのである。台湾人が自分の国を作るのは「自主権行使の独立」
である。ところが一部の人は「独立とはある政権から独立する」こ
とだから中華民国から独立すべきだと言う。

この二者の違いは「自主独立(自然独)」と「中華から独立(華独)」
である。蔡英文の政権は中華民国だから華独であり、中国は「中華
を台湾に変更すれば武力攻撃」と恫喝する。

また、或る少数の台湾人はサンフランシスコ平和条約で日本は台湾
の主権を放棄せずアメリカが台湾の主権を持っていると言う。別の
一部の人は日本天皇は台湾の主権を放棄していないと言う。このよ
うな嘘を信じる人が真の独立を阻むのである。独立主張はよいが、
アメリカの領土、日本天皇の領土と言うのは詐欺行為はだ。

●台湾の歴史教育は転型正義の一部である

正しい台湾の近代史を知らないから中国の恫喝に怯え、アメリカの
お情けにすがる。戦後から中国人に洗脳され、正しい台湾の歴史を
知らないから騙される。アメリカが台湾の主権を持つ、日本天皇は
台湾の主権を放棄していないなどもまた別の洗脳だ。

蔡英文政権は「現状維持」を主張して中華民国を維持する。中華民
国の名称は中国の恫喝の元である。台湾が中国の領土でないことが
わかれば恫喝に怯えることはなくなる。今の台湾に必要なのは正し
い台湾の歴史と台湾アイデンティティを普及させることである。現
政権に頼らず民間の有識者が結束し、中国人に洗脳された知識を根
治する責任を負うべきである。

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