【陳南天主席】柯建銘議員の「台独綱領凍結」提案に対する台湾独立建国聯盟の声明

【陳南天主席】柯建銘議員の「台独綱領凍結」提案に対する台湾独立建国聯盟の声明
「台湾の声」【陳南天主席】柯建銘議員の「台独綱領凍結」提案に対する台湾独立建国聯盟の声明

柯建銘議員の「台独綱領凍結」提案に対する台湾独立建国聯盟の声明

〔台湾の声編集部仮訳〕

2013年12月27日

 報道によれば、昨日(12月26日)民主進歩党の「対
中政策拡大会議」の際に、柯建銘議員が「台独綱領凍
結」を提案する「個人的な意見」を提案し、蘇貞昌・
党主席の「現段階で最も重要なことは国家建設であり、
振り返って台独をやることではない」という発言を挙
げたという。驚きを禁じえない。出席者の大多数はこ
れに反対したという。これは柯建銘氏の個人的な意見
に過ぎないものであるが、このような唐突な意見はい
たずらに誤解や議論を招くものであり、我々は本聯盟
の立場を明確に表明する必要があると考える。

 台湾の独立建国という台湾の多数の民衆の願いは全
民が心を合わせて協力して進めるべきことであり、決
して、すでに成し遂げられたというものではない。責
任を持ち、執政の機会を狙う民主政党であるならば、
「社会はすでにコンセンサスがある」と言い訳して現
実の課題から逃避するのではなく、支持者の思いに具
体的な実現の方法および内容を提案し、立場を強化し、
対内的には国民をリードし、対外的には支持を求める
という責任を担うのがその務めである。中国が台湾を
併呑する意図を持ち、軍事・経済・政治的手段によっ
て台湾人を服従させようと追い込み、さらには話し合
いの前提条件を強引に設定することこそが台湾海峡の
現状と東アジア地域の安全を破壊する原因である。こ
れに中国国民党が海を越えて同調している。これは難
しい情勢ではあるものの、これは動かして解決できな
いものというわけではない。台湾の土着政党は実行可
能な戦略と政策を策定すべきであり、それによってこ
そ普段より人民をリードして前進させ、選挙時には民
意を具体的な得票に変えることが出来るのである。

 したがって、いわゆる「台独綱領凍結」の提案ある
いはそれに類する行為は民意を裏切り、自らのよりど
ころを危うくするやり方であり、中国共産党の「善意」
を期待し、目をかけてもらうことを乞うことを、中国
国民党と競いあうほど落ちぶれることにほかならない。
これはまさに中国帝国主義が得意としてきた和戦の二
方面戦術を用いた統一戦線の罠に嵌まっているのであ
る。かつて民主進歩党はその初期において台湾の進歩
的な価値をリードする役割を何度も演じてきた。この
点で尊敬を集め、右肩上がりの民衆の支持を得てきた。
他方、中国国民党は中国と連結した外来の政党である。
台独綱領は台湾国家の統治範囲を確認し、民主的な民
進党が台湾を中心に据えた政党であることを確認した
に過ぎない。ところが今では、「邯鄲に歩を学ぶ〔他
人を真似ようとして出来ないばかりかもともとの自分
のやり方すら出来なくなる〕」ありさまで、自らの立
ち位置を失っている。あろうことか民主失格の中国国
民党を真似て中国の覇権に膝を屈し、過去の思い出の
中で停滞している。このような嘆かわしい提案は民主
化の道を後戻りするものにほかならない。

 世論調査では台湾の絶大多数の民衆の独立を支持す
る願いが日増しに強くなっていることが重ねて示され
ている。最も近い調査結果では71%にも達する民衆
が独立を希望すると表明した。民主政党の責務は、支
持者の願いに応え、立場・ビジョン・政策および具体
的な実践方法を全体的にまとめて提案することである。
そして民主選挙の洗礼を経て政策を実現する機会を手
にし、そして対外的にコミュニケーションを図って支
持を得るのである。一時の困難や圧力のために逃避し
て妥協し、これまで長く維持してきた立場を裏切るこ
とは、決してあってはならない。

       台湾独立建国聯盟
       主席 陳南天

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以下、漢文原文

台湾独立建国聯盟針対柯建銘委員提出「凍結台独党綱」提議之声明

2013年12月27日

  拠媒体報導,昨日(12月26日)民主進歩党「対中
政策拡大会議」時,柯建銘委員提出「凍結台独党綱」
提議之「個人意見」,並引述蘇貞昌主席「現階段最重
要事件是建設国家,不是回頭搞台独」説法。聞訊
不禁訝然錯愕。与会者也絶大多数持反対此議之意見。
対此,雖此僅係柯建銘先生之個人意見,但鑑於此種意
見之突兀与徒滋誤解争議,吾人認為有必要対此表達聯
盟之厳正立場。

  我們必須提醒:台湾独立建国此一台湾多数民衆的
願望尚需全民斉心協力進行而非業已完成。作為負責任
且意欲取得執政機会的民主政党,其天職是対支持者的
意向提出具体的実践方法和内容,並強化論述能力,担
起対内引領国人、対外尋求支持的責任,而非推説「社
会已有普遍共識」作逃避現実挑戦之藉口。中国意欲呑
併台湾,並以軍事、経済、政治手段逼迫台湾人就範,
甚至無理地預設談判前提,才是破壊台海現状与東亜区
域安全的乱源。加上中国国民党隔海唱和,情勢固然艱
鉅,但並非現実之無可撼動与解決。本土政党応思
考規画提出可行的方略与政策主張,自然能在平時帯領
人民前進、在選挙時将民意転化成具体選票。

  因此,所謂「凍結台独党綱」之提議或相関挙措,
不過是以自失立場、犠牲民意的方法,淪為与中国国民
党競相「換取善意」跪求中国共産党的施捨垂青。殊不
知,此正是中国帝国主義向来熟諳的「和戦両手」策略
故技,正是落入対方統戦手法的陥穽。過去,民主進歩
党早期多次扮演引領台湾進歩価値的角色,令人感佩,
也換来民衆一路攀升的支持。中国国民党則是連結中国,
是外来的離地政党。台独党綱只是確認台湾国家的治理
範囲,以及確認民主民進党作為以台湾為本位的政党。
如今卻邯鄲学歩、進退失拠,妄想模倣民主失格的中国
国民党,向中国覇権屈膝起連,撫今追昔,這種提議,
令人浩嘆此真為走民主的回頭路。

  民調一再顕示,台湾絶大多数民衆傾向独立的意向
越発強烈,並仍持続増長。最近一次更有高達71%的民
衆表態希望独立。民主政党的責任自是対支持者的意向
做出回応,提出完備的論述、願景、政策和具体的実践
方法。並透過民主選挙的考験取得執行施政的機会,而
後対外溝通争取支持。切不可因一時的困厄与圧力就逃
避妥協,背棄長久以来的立場。

       台湾独立建国聯盟
       主席 陳南天

ーーー
関連報道

「中国に施しを乞うほど落ちぶれた」台独連盟が痛烈に批判 [自由時報 2013-12-28]

自由時報 2013-12-28
〔陳[王景]民、蘇永耀=台北〕

 民進党の立法院議員団の幹事長である柯建銘氏が
「台独綱領凍結」を提案したことについて、台湾独立
建国連盟は昨日〔12月27日〕声明を発表した。これは
民意を裏切り、自らのよりどころを危うくするやり方
であり、中国共産党に目をかけてもらうことを乞うこ
とを、中国国民党と競いあうほど落ちぶれぶりであっ
て、同時に中国の統一戦線の罠に嵌まったものである
と痛烈に批判している。

 また元総統府上級顧問の辜寛敏氏も「台独綱領は民
進党の基本価値であり、党の発展にとってなんら障害
とならない。もし、中国の影響力の高まりによって、
相互交流が必要であるということで、中国の要求に応
じて台独綱領を捨てるとしたら、それは民進党が自ら
のよりどころを放棄して、中国におもねるものだ」と
批判した。

 辜氏はまた、「過去において民進党は中国政策がな
いと言われたが、どのように扱うかはまた別の問題で
ある。政治は言うべきでないことがあるのに柯建銘は
それを口にしてしまった。台独綱領について凍結もし
くは放棄するという提案を軽々にした行為は、まるで
子供が口げんかしたりふざけあっているかのような軽
率さである。このことは民進党の人物が対中政策に向
き合い、処理する経験が少し足りないことを示してい
る」とした。

 台独聯盟の主席・陳南天氏はその声明において、
「柯建銘は個人の意見だとしているが、このような唐
突な意見はいたずらに誤解や議論を招くものであり、
聯盟の立場を明確に表明する必要がある」としている。

 また次のように指摘した:台湾の独立建国はすでに
成し遂げられたものではない。責任を持ち、執政の機
会を狙っている民主政党として、「社会はすでにコン
センサスがある」として現実の課題から逃避するので
はなく、支持者の思いに具体的な実現の方法および内
容を提案するのがその務めである。

 そして次のように強調した:民進党はかつて台湾の
進歩的な価値をリードする役割を何度も演じてきた。
この点で、中国国民党が中国と連結した外来の政党で
あることと異なっている。ところが今では、「邯鄲に
歩を学ぶ〔他人を真似ようとして出来ないばかりかも
ともとの自分のやり方すら出来なくなる〕」ありさま
で、自らの立ち位置を失っている。あろうことか民主
失格の中国国民党を真似て中国の覇権に膝を屈しよう
としている、このような提案は民主化の道を逆戻りす
るものである。

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