【事実をかけ離れた】産経・「きょうの人」松田康博さん・台湾で現代政治史を教える東大教授

【事実をかけ離れた】産経・「きょうの人」松田康博さん・台湾で現代政治史を教える東大教授
【事実をかけ離れた】産経・「きょうの人」松田康博さん・台湾で現代政治史を教える東大教授

         「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)

本日(6月25日)の産経二面に【「きょうの人」松田康博さん・台湾で現代政治史を教える東大教授】というインタビュー記事があった。

記事の中に「初めての台湾は、大学2年で留学した戒厳令下の1985年。街角に憲兵が立ち、庶民は政治的な話題を避けた・対日感情も悪かった・日台関係が良くなったのは最近なのに、それを意識しない「日本の台湾理解も偏っている」と感じる。」と松田氏が語ったという。これは完全にウソだった。

台湾では38年間に亘り、戒厳令を敷かれていたのだが、それを解除されたのは1987年だった。1985年は蒋経国の台湾化政策により、民主化の胎動期と言える時期でもあった。

「街角に憲兵」という表現は当時の実情とはかけ離れている。これではこの松田氏の人間としての誠実さが疑われ、教授としての責任感も感じられない。

更に「日本の後に国民党の統治が失敗したからこそ、日本の評価が高まった。日本殖民地時代に良いことしたから、というのは勘違い」と言い切る。」と松田氏が言い切っているそうだ。

学者とは思えない軽率な発言だ。台湾人の対日感情をこれほど簡単に片付ける考えはあまりにも粗雑すぎるし、台湾社会に対する無知と傲慢の一面を感じられずにいられない。

詳細は蔡焜燦さんの著書「台湾人と日本精神」を参考すれば分るのだが、このインタビュー記事は酷過ぎる。そして、松田氏に教えられる政治大学の学生たちが可哀そうだ。

ただ、この記事を書いたのは田中靖人産経台北支局長だから、多少頷ける。
田中氏の台湾記事は逆さに読むべきだから。

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