【シナにひれ伏したフィリピン】台湾人詐欺犯が中国へ強制送還?
『台湾の声』
フィリピンのマニラで昨年12月27日、国際的に活動している電話詐欺グループ
が摘発され、フィリピン国家調査局と中国公安部の協力の下、中国人10人と台湾
人14人が逮捕され、フィリピン移民局の拘置所に勾留された。
台湾の報道によると、勾留された台湾人は、2月2日の早朝に中国人犯罪者ら
とともに中国に移送された。フィリピンは「一つの中国」の原則に従い、中国側
の要求通りに台湾人を中国人として中国へ引き渡し、中国の歓心を買おうとした
とみられる。
台湾外交部は、フィリピンとの交流関係を見直し、両国の協力計画を中止する
ことも排除しないと、フィリピンに強烈な抗議を表明した。また、外交部は行政
院大陸委員会を通じて中国当局に対し14人の台湾人を引き渡すよう求めた。中国
が引き渡しに応じるかどうかは現時点では不明だが、中国経由で台湾へ引き渡せ
ば中国としては「一つの中国」原則の目的を達成したことになる。