謝長廷代表が代表公邸にヤング米臨時代理大使と日本の政界要人を招待

謝長廷代表が代表公邸にヤング米臨時代理大使と日本の政界要人を招待

 5月24日夜、謝長廷・駐日代表が米臨時代理大使のジョセフ・M・ヤング氏と日本の政界要人を港区白金台の代表公邸に招いて会食し、地域の平和と繁栄に関して意見交換したそうです。謝代表は自らのフェイスブックで、ヤング駐日米国臨時代理大使も自らのツイッターで明らかにしました。

 中央通信社は「米高官が代表官邸に足を踏み入れるのは、中華民国(台湾)と米国が断交した1979年以降初めて」と伝え、下記に紹介する読売新聞も「台湾の駐日代表が米駐日大使を代表公邸に招いたのは、1979年の米台断交以来初めて」と報じています。

 去る3月2日、ジョセフ・M・ヤング駐日米国臨時代理大使は謝長廷・駐日代表を米大使公邸に招いて意見交換しましたが、台湾の駐日代表が米大使公邸に招かれるのは、米台断交後初めてのことで、このときも謝代表とヤング駐日米国臨時代理大使が自らのフェイスブックやツイッターで明らかにしています。

 続いて4月30日には、在フランス米国大使館のブライアン・アゲラー代理大使が台北駐フランス代表処の呉志中代表を大使公邸に招いて昼食をもてなしました。これもまた米台断交後初めてのことでした。

 この背景については本誌ですでに述べているように、トランプ政権末期の1月9日、当時のポンペオ国務長官は台湾の外交、軍事当局者らとの接触を制限する国務省の内規を撤廃すると発表。バイデン政権となって国務省は改めて指針の見直しを進め、4月9日、米政府と台湾の当局者間の非公式接触の制限を緩和する新たな指針を策定したと発表したことによります。

 それにしても、同席した「日本の政界要人」が誰だったのか気になるところです。ニュースでは「日本の政治家」とか「日本の友人」とだけ伝えられ、名前は明かされていません。それはともかく、このような形で「日米台」の大使クラスの政治家が地域の平和と繁栄について意見交換できるのは願ってもないことで、このような機会を創り出した謝長廷代表の機智に感服するとともに感謝したい思いです。

◆謝長廷代表フェイスブック[5月25日] https://m.facebook.com/frankcthsiehfans/posts/10158187550331430

 昨?邀請美國駐日本大使館代?Joseph Young及日方政要友人,在職務官舍餐敘。就區域和平繁榮等問題交換意見, 這是第一次,也是一個新的開始,對三方加強聯?合作,有重要意義。

—————————————————————————————–台湾の駐日代表と米臨時代理大使、台湾の代表公邸で意見交換…日本の政治家も同席【読売新聞:2021年5月25日】https://www.yomiuri.co.jp/world/20210525-OYT1T50193/

 台湾の台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(駐日大使に相当)は25日、ジョセフ・ヤング米駐日臨時代理大使を代表公邸に招いて会食し、「地域の平和や繁栄などの問題について意見交換をした」と自身のフェイスブックで明らかにした。

 会食したのは24日夜で、謝氏は投稿で、日本の政治家も同席していたことを明らかにし、「3者が連絡と協力を強化することは非常に重要だ」と強調した。ヤング氏も自らのツイッターで「充実した意見交換をした」と書き込んだ。

 台湾の駐日代表が米駐日大使を代表公邸に招いたのは、1979年の米台断交以来初めて。両氏は3月にも東京の米大使公邸で会食していた。台湾を中国の一部とみなす中国政府は、台湾と他国の当局者間の交流を認めていない。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。

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