米国が台湾へ6月20日(本日)にモデルナ製ワクチン250万回分を提供

米国が台湾へ6月20日(本日)にモデルナ製ワクチン250万回分を提供

 米国の対台湾窓口機関、米国在台湾協会(AIT)が6月19日夜にフェイスブックで発表したところによると、米国は6月6日に3議員を軍用機で派遣して伝えた75万回分より175万回分多い250万回分のワクチンを台湾に提供し「明日台湾に到着するモデナワクチンの投与を楽しみにしています」と書かれています。ワクチンは米国のモデルナ製で、本日(6月20日)夕刻に到着する予定とのこと。

 このフェイスブックは漢文で書かれていて、台湾を「信頼できる友人(可信?的朋友)」「国際的な民主主義の家族の一員(國際民主大家庭的一?子)」と書き、それが3.3倍にも大幅に上積みされた理由とも受け取れるような表現をしています。

◆米国在台湾協会(AIT):フェイスブック【6月19日】 https://m.facebook.com/login.php?next=https%3A%2F%2Fm.facebook.com%2FAIT.Social.Media&refsrc=https%3A%2F%2Fm.facebook.com%2FAIT.Social.Media&_rdr<美國在台協會期待明天即將抵台的250萬劑莫?納疫苗,此批疫苗由美國政府捐助,數量包含了6月6日美國參議員達克沃絲、蘇利文及昆斯訪台所宣布的75萬劑,並再加上額外捐贈的175萬劑,總計250萬劑疫苗。此批疫苗捐贈展現了美國對台灣的承諾,台灣是可信?的朋友,也是國際民主大家庭的一?子。>

 それから1時間後、台湾の蔡英文総統もフェイスブックで、バイデン大統領率いる米国政府に感謝の念を表し、「飛行機が到着するのを楽しみにしている(期待飛機降落的時刻)」とつづっています。

・蔡英文総統フェイスブック【6月19日】 https://m.facebook.com/login.php?next=https%3A%2F%2Fm.facebook.com%2Ftsaiingwen&refsrc=deprecated&_rdr

 日本経済新聞は「ワクチンを積んだ航空機が飛び立つ空港には台湾の駐米大使に相当する蕭美琴代表が駆けつけた」と報じています。NHKも報じていますので下記に紹介します。

 台湾の中央通信社は「19日までに台湾に届いたコロナワクチンは、日本が提供したアストラゼネカ製約124万回分を含め、計約235万回分だった」と伝えていますので、米国からの250万回分を入れて、これで約485万回分を確保したことになります。

 米国からの台湾へのワクチン提供は17日に「短期間内」と報道されていましたが、日本と同じようにこれほど早く送られたことに驚かされました。7月下旬以降でないと台湾の国内ワクチン製造が間に合わないため、日本も米国もできるだけ早く、できるだけ多く台湾に送ったようです。

 もちろん、これは中国が介入してくる余地を残さないためでもあり、台湾内の中国国民党など親中派勢力による蔡英文政権へのワクチン不足批判を矯める意向も働いていたのではないかと思われます。

 台湾が確保した485万回分は約243万人分です。台湾の人口は2356万1236人(内政部戸政司:2021年4月現在)で、この統計によれば14歳以下の人口は約296万人。それからワクチン接種対象の12歳以上の人口を推定すると約2100万人となります。つまり、約185万人分がまだ不足していることになります。

 日本も米国もすでに追加支援を表明していますので、台湾が独自でワクチン接種態勢をつくれるまで、恐らくそれほど間をおかず追加支援するのではないかとみられます。またそう期待したいものです。

 ちなみに、6月15日、日本からのワクチンを接種した友愛会の張文芳会長から「日本のワクチン支援に心から感謝いたします。有難うございます!」とのお便りが届きました。

 すると、すこし間をおいて「今朝、和平医院COVID-19のワクチンAZ接種を無事すませました。9時から始まる手筈が8時45分から入場、多人数の医療従事者から丁寧な扱いで私たち夫妻とも9:15には接種完了、事後観察15分間で帰宅出来ました。至って丁寧な再三再四の確認・サービス振りには感涙しました。これが正に民主国家なんだと・・・次回の接種は8月10日の予定です」との続報が届きました。

 張文芳会長夫妻が接種したのは日本が支援したアストラゼネカ製ワクチンだそうで、その後「接種から24時間経ちましたが、副反応はゼロです。お国に感謝いたします」とのお便りもいただきました。

—————————————————————————————–米国が台湾にワクチン250万回分提供 当初より大幅に上積み【NHKニュース:2021年6月20日】

 アメリカ政府は、新型コロナウイルスのワクチンの調達が遅れている台湾に、当初明らかにしていた数を大幅に上回る250万回分を提供することにしました。

 これは台北にあるアメリカの代表機関「アメリカ在台協会」が、19日夜、フェイスブックで発表しました。

 この中で、アメリカ在台協会は「モデルナのワクチン250万回分が台湾に届くのを楽しみにしている。信頼できる友人であり、世界の民主主義の家族の一員でもある台湾に対するアメリカのコミットメントをあらわすものだ」としています。

 今月6日にアメリカ議会上院のダックワース議員らが台北を訪れ「アメリカ政府から75万回分のワクチンが提供されることになった」と明らかにしていましたが、大幅に上積みされました。

 アメリカは最大の競合国と位置づける中国に対抗し、台湾との関係を深めていて、今回のワクチンの提供もその一環です。

 台湾当局によりますと、ワクチンを積んだ飛行機は20日夕方ごろ、台湾に到着する予定です。

 台湾はワクチンの調達が遅れていて、これまでに海外から届いたのは、日本が提供した124万回分を含めて230万回分余りでした。

 蔡英文総統はアメリカ側の発表後まもなく「バイデン大統領率いるアメリカ政府の台湾の人々への強力なサポートに感謝する」とフェイスブックに投稿しました。

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