盛会だった青年部の納涼映画鑑賞会と参加者の感想

盛会だった青年部の納涼映画鑑賞会と参加者の感想
8月11日に開いた本会青年部の「納涼映画鑑賞会」は、定員25名のところ34名もご参加
いただき大盛会でした。お暑い中をありがとうございました。ご参加いただいた方の中
には昔の青年の方もいて、懇親会を盛り上げていただきました。

 それにしても、「多桑/父さん」は何度観ても心を打たれるいい映画です。参加した
方から感想を寄せていただきましたのでご紹介します。実名でいただきましたが、イニ
シャルにさせていただきました。                   (編集部)


【感想】父と同じ時代を生きた男の生き様に心が熱くなりました [T・A]

 昨日は納涼映画鑑賞会楽しく参加させて頂きありがとうございました。

 映画を観ながら私が初めて出合った台湾人、通訳のお父さん。自然と生徒皆からお父
さんと呼ばれて名前は覚えていません。228記念館で熱心に案内して頂き、手紙まで
下さった陳さん。そして自分の亡くなった父を想い、昭和一桁産まれの共に同じ時代を
生きた男の生き様に心が熱くなりました。

 今回の映画でもポイントになっていた言葉なんですが、私は日本手話の勉強をしてい
ます。韓国同様に日本統治下に台湾にも聾教育を導入していると思います。日本統治下
に日本人の先生から教育を受けた聾者は戦後どうなったのか? その後の台湾の聾教育
はどのように発展したのか? 大変興味があります。

 戦後の混乱は健常者だけなく、聾者にも同様の事だったと思います。台湾ドラマで耳
の不自由な人や手話を目にすると気になります。わかる範囲で何か教えて頂けたら幸い
です。

 今度台湾に行ったら、1番先に本屋に行って台湾手話の本を購入します。台湾語も北
京語も広東語も英語まで読めない私ですが……。

 美味しかったワンタン屋のご主人が耳が不自由で店員さんと手話をしていました。ま
たワンタンを食べて台湾手話で美味しかったと伝えたいです。

 まだまだ暑い日が続きます。どうぞお身体ご自愛下さい。また次の機会を楽しみにし
ています。


【感想】台湾映画「多桑」台湾人のOwn Lifeとは? [T・K]

 今日は、日本李登輝友の会青年部の企画で「多桑(トオサン)」という台湾映画を見
てきました。何回見てもそれぞれ感動します。主人公と同じ男だから余計共感するのか
もしれません。

 一家の主(あるじ)として担うプレッシャーと、男の美学、思い通りには行かない人
生。そしてその美学は、戦前の日本が持っていたそれと通じるのです。

 Borrowed Lifeという英語タイトルは、おそらく第一の観客であり同胞である台湾人へ
の問いかけだと思います。

 では、台湾人にとってOwn Lifeとは何か?

 主張を抑制して、周りから浮き彫りにするかのような表現方法が、想像の空間を残し、
文学的に優れていると思います。

 台湾版と日本版は編集が少し違うのですが、台湾版のほうが、台湾人が求めているも
のがわかるシーンが入っていると思います。ただ、そのシーンは、今の日本の主流を考
えると、残念ながら、少しありえなさそうな気がします。それだけに、日本を背負った
台湾人の思いとして伝わってくるのです。

 なお、多桑と呼ばれている連清科は、字幕でセガと呼ばれていますが、これは「セイ
カ」とすべきだったと思います。たしかに、漢文字幕で「SEGA」と書かれていますが、
これは、「セイ(せー)」か「セ」という長短を区別しないという台湾語の習慣と、本
来有声音を表すアルファベットを無気音として理解してしまう中国語訛りの英語教育の
影響で、そうなっているのですから。

 また、台湾語がわからないと日本語字幕だけでは分かりにくいシーンがあります。日
本李登輝友の会青年部の部長さんが、皆さんに台湾語学習を勧めてくださいました。

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