東京で「張超英さんを偲ぶ夕べ」が開催

東京で「張超英さんを偲ぶ夕べ」が開催
【5月29日 台湾週報】

 台湾の広報官として活躍した故・張超英氏(元台北駐日経済文化代表処顧問兼広報部
長)の友人らが発起した「張超英さんを偲ぶ夕べ」が5月28日、東京内幸町の日本記者
クラブで開催された。

 同偲ぶ会と同時に、張超英氏の遺作となった自叙伝『宮前町九十番地』の日本語版
『国際広報官 張超英―台北・宮前町九十番地を出て』(まどか出版)の出版発表が行
われ、約110名の出席者に手渡された。

 開会に先立ち出席者全員による黙祷が行われ、続いて許世楷・台北駐日経済文化代表
処代表、船橋洋一・朝日新聞主筆、住田良能・産経新聞社社長、ジェラルド・カーティ
ス・米コロンビア大学教授、江口克彦・PHP研究所社長、らによって張超英氏を偲ぶ
追悼挨拶が述べられた。

 許世楷代表は、台湾独立運動に従事してブラックリストだった1970年代前後に、米国
に赴任する前に東京に立ち寄った張超英氏がこっそり訪ねてきたエピソードを語り、許
代表が「いま独裁政権の中で外交官として仕えてどうするのか?」と問うたところ、張
超英氏から「いかにして台湾を国際社会で生き残らせるのかを考えて行動している」と
力説され、立場の違いはあれお互い台湾のために尽力していたことを理解したと振り返
った。

 また、許代表は「代表として日本に赴任して、張超英さんが残してくれた人脈がある
ことに感謝を述べたい」と語り、張超英氏が築いた人脈の広さを称えた。

 船橋氏は、「日本に対して温かく、中国を見るヒントを教えてくれた」と保守や革新
の区別なく付き合った張超英氏の人柄を振り返り、「いま中国とどうつきあうか伺いた
い。もっとここを見なきゃダメじゃないかと教えてくれたのではないか」と語った。

 住田氏は、張超英氏が2度にわたって日本で広報官を務めた時代を「台湾が日本と外
交関係を絶ち元気がない時代」と「台湾が経済成長して元気をつけはじめた時代」と表
現し、逆境から全力で日本のメディア関係者と接触し、台日交流に尽力した努力を称え
た。

 江口氏は、張超英氏が台湾をアピールするために積極的に動き、李登輝元総統の著書
『台湾の主張』を日本で出版するに至ったエピソードを紹介した。

 張超英氏の夫人である顔千鶴さんは、同会の出席者に感謝の言葉を日本語で述べ、自
叙伝の日本語版出版にあたって「日本と台湾の理解に役立つなら嬉しい」と語った。ま
た、張超英氏の長男である張致瑜(ウェスリー・チャン)さんによるピアノ演奏が披露
された。

 張超英氏は1933年東京生まれ。台湾台北で育ち、香港の高校を経て日本に留学、明治
大学政経学部卒業。行政院新聞局から日本や米国に駐在し、台湾政府の広報官として活
躍し、積極的に台湾を国際的にアピールした。2007年3月に米ニューヨークにて逝去。


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