映画「台湾人生」ロサンゼルス上映の報告

映画「台湾人生」ロサンゼルス上映の報告
日本李登輝友の会ロサンゼルス支部

過日11月14日に、日本李登輝友の会LA支部は、映画「台湾人生」の
ロサンゼルス上映会を開かせて頂きました。日本と台湾両方の多数
のマスコミに宣伝頂いたことと、口コミや民進党との方々との繋が
りのお陰もありまして、蓋を開けてみましたら100名程のお客様が
お越し下さるという大盛況でございました。

土曜日の貴重なお時間にこんなに沢山の方々が日台共栄の為にご足
労頂きましたことを有難く感じたとともに、また今後の日台関係、
日本国外でも日台の関係を知って頂くということに、希望を感じた
次第でございます。

地方での上映の熱望も受けたりと、いずれはアメリカ各地でこの映
画が広まれば素晴らしいと思いました。

上映中は台湾の方も日本の方も、インタビューを受けられた5名の
言葉に大きくうなずいたり、陳清香さんの単刀直入な意見に笑い声
がこぼれたり、また涙したりと、この映画が皆様の心に深く届いた
手ごたえを感じました。

上映後は、アンディ・チャン先生による補足説明と質疑応答がなさ
れました。詳しくは下記をご参照下さい。

ちなみに、アンディ先生は在米台湾人の地震学博士。日本のメール
マガジンて台湾問題などを取り上げた「AC通信」を発行。現在、
南加州緑の会企画員、南加州台湾会会員でいらっしゃいます。

■アンディ・チャン博士の補足説明:

1.980名の観客の方の内、本日お越しの方の割合を伺いました
 戦前生まれ30% 台湾生まれの方20%

2.映画の蕭錦文さんのコメントとは違い、実際には昭和18年に戦
争が始まってから1年 間は、台湾人は兵隊に取られなかった一年
後に軍造として志願兵の形で取られた1年半 ほどたってから皇民
化運動が始まり・改姓名運動の後で、一般の兵士(徴兵)が取ら 
れるようになった。

3.差別はあったが、子供の時だったので差別と言うことを感じな
かった。戦況が悪く なってから差別が始まったと感じた。

4.日本に対して憧れ・懐かしさ・捨てられた恨み(日本人へでは
なく、政府に対して)

5.当時の台湾人の若者は、日本人として愛国心を意識していた。

6.シナ人が入って来た時、本当に日本人とは違うんだと分かった

7.日本人であった誇りを持ちつつ、現在は台湾人としての誇りを
持っている。

8.二・二八事件の犠牲者は、映画では2万8千人と言われているが
、実際は12万5千人〜 12万8千人(戸籍調査より)

■質疑応答では、以下の様な質問が出されました:

Q1.今の台湾と中国の関係はどうなっているのですか?

Q2.2400万人(2000万人は台湾人・400万人は中国大陸から来
た人々)の台湾で、官職についている・地位の高い職についている
のは外省人という理解でいいですか?

Q3.映画作成の費用はどこから出たのですか?

Q4.DVDはどこで買えるのですか?

Q5.台湾の独立は実現するのですか?

Q6.李登輝元総統について・国民党について・陳水扁前総統につ
いて

Q7.NHKの「JAPANデビュー」についてどう思われました
か?

Q8.日本もマスコミ・教育・政治家など中国に非常に侵食されて
いると思いますが、台湾についてはその辺りどうでしょうか

Q9.台湾の若い方たちは、この映画にあることを理解しているの
でしょうか? この映画は台湾で上映されるのですか?

Q10.日本人に対して「忘れないで」と仰るが、本当にそれだけ
で足りますか? ここにおられる台湾人の皆さん、それだけで本当
に宜しいんですか?

Q11.台湾人の覚醒が足りないということもないでしょうか?

Q12.台湾の軍問題について

Q13.「中国」という呼び方と「支那」という呼び方について

Q14.日本語が禁止されたといいますが、本当に禁止されたので
すか? 禁止されたとしたら、いつですか? 禁止されても話す人
は多かったのでしょうか?

Q15.戦後、日本人が去り中国人が来た時に、歓迎をしたのか?

■皆様からの映画の感想:

1.ハンカチを持って行けば良かった。号泣した。

2.「忘れないで」と日本人に語りかけるだければ足りない・日本
人には台湾の独立を 助けて欲しい。

3.低予算の中で頑張ったんだろうな、ということと、撮影手法に
もう一工夫が欲しかった。もっと台湾の自然や日本の残像を入れた
ら良かった。

4.インタビューに答えた方の音声を、日本語のテロップで表示す
れば聞き逃すこともないので、良いと思う(中にはブロークン・ジ
ャパニーズを話す方もいたので)

5.「忘れないで」との言葉が頭にこびりつく。台湾独立・台湾の
為に日本人は何が出来るか、一人ひとりが考えて欲しいとのメッセ
ージは胸に突き刺さる。

6.この映画は日本のみならずアメリカ各地で広げて欲しい。英語
字幕をつけるべき。

7.台湾人の日本語世代の方々は、私にとっておじいちゃん・おば
あちゃん。日本の孫として、皆様の思いを受け継ぎたい。

8.映画最後の陳清香さんの言葉。「解けない数学なんですよ」。
この言葉で映画を締めることで、監督は観客に強いメッセージを投
げかけておられた様に思う。実に深いです。


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