台湾版新幹線、開通式中止発表翌日に海外メディア向け試乗会

台湾版新幹線、開通式中止発表翌日に海外メディア向け試乗会
開業延期による損失は1日6000万台湾元(約2億1600万円)

台湾南北 90分で結ぶ 新幹線メディア試乗会 開通式典は中止
【12月1日付「西日本新聞」朝刊】

 【台北30日遠矢浩司】日本の新幹線システムの初輸出となる台湾高速鉄道(台湾新幹線)
は30日、海外メディア向けの試乗会を開催。試乗列車は営業運転と同じく板橋(台北近郊)
−高雄・左営間(338キロ)を1時間半で走行した。桃園駅隣の運行管理センターも公開さ
れた。

 同鉄道の事業主体である台湾高速鉄路(台湾高鉄)は29日、12月7日に台中駅で行う予
定だった開通式典の中止を発表したばかり。運転訓練中にトラブルが続き当局が営業許可
を出さなかったためだが、同社幹部は「開通式典を開く予定は当面ない」とした上で「安
全上の問題で式典を中止したわけではない。運行システムは安全だ」とアピールした。

 営業開始は12月下旬以降になる見込みで、開業延期による損失は1日6000万台湾元(約
2億1600万円)とされる。同社の欧晋徳・最高経営責任者(CEO)は「開通式典の来賓
らに失望させたが、早く開業できるよう試運転を重ねていく」と語った。

 同鉄道は当初計画では、在来線で4時間半かかる台北‐高雄間(345キロ)を最高時速
300キロ、最短90分で結び、1日88往復する予定だった。しかし、日本側が逆転受注した経
緯から欧州の鉄道システムと新幹線システムが混在。それが工事遅れや運転士の養成遅れ
につながり、運行本数も1日19往復の予定となっている。

写真:台湾南部・高雄市の左営駅に到着した台湾新幹線の試乗列車
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20061130/20061130_025.shtml


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