台湾が蒋介石の誕辰記念日(10月31日)と逝去記念日(4月5日)を廃止!

台湾が蒋介石の誕辰記念日(10月31日)と逝去記念日(4月5日)を廃止!
8月29日、台湾において遂に、蒋介石の誕生日10月31日を記念して設けられた「先総統
蒋公誕辰記念日」と逝去を記念した4月5日の「先総統蒋公逝去記念日」が廃止された。

 その理由は「いずれも強権時代の産物であり、その制定には当時の特殊な時代背景が
あったが、蒋元総統のわが国における国家発展の上で、その評価は両極端であることは
否定できない。論争がある蒋介石元総統を、国家記念日として記念するのは適当ではな
い」というもの。

 台湾における蒋介石は、日本におけるマッカーサーと同じである。遅すぎる措置では
あるが、新しい国造りにとっては欠かすことのできない措置だ。台湾の覚醒を祝福した
い。                         (本誌編集長 柚原正敬)


内政部、蒋元総統誕生記念日および逝去記念日を廃止
【8月30日 台湾週報】

 李逸洋・内政部長は8月29日、「行政院は本日、内政部が提出した『記念日および祝日
実施条例』第2条、第3条の修正草案を審査し、蒋介石元総統誕生記念日および蒋介石元
総統逝去記念日の規定を削除した。本日より公布、施行する」と発表した。

 李部長は廃止の理由について「国家記念日は国家または国民全体にとって特殊な意義
に値する全国民の記憶を共有する日であり、この日は全国民が記念あるいは追悼活動を
行なっている。蒋介石元総統の2つの記念日は、いずれも強権時代の産物であり、その制
定には当時の特殊な時代背景があったが、蒋元総統のわが国における国家発展の上で、
その評価は両極端であることは否定できない。党国(党イコール国家)体制からの脱却、
脱強権化等、国家の正義への転換を追求する際、強権統治時代における功罪について論
争がある蒋介石元総統を、国家記念日として記念するのは適当ではない。しかも先に、
二二八事件の受難者遺族よりこの2つの記念日を削除するよう強い要望があった」と説
明した。

 さらに李部長は「正義への転換を実現させるため、内政部では8月15日に関連機関の関
係者を集めて現行の記念日を再検討した。会議に参加した関係者からは蒋元総統の2つの
記念日を修正する必要があるとの意見があった。また、現行の法規定では蒋元総統逝去
記念日が民族掃墓節(清明節)の記念活動と重なるため、一部の民衆から清明節はすな
わち蒋元総統逝去記念日なのだという誤解を引き起こしていた。事実上、蒋元総統の命日
は4月5日であり、清明節は節気(1年を24節気に分けたもの)によって定められる(清
明節は現在の4月4、5、6日のいずれかの一日にあたる)ため、両者に関連性はない」と
述べた。

 最後に李部長は「全国民と与野党は知恵と勇気をもって、民主主義、人権、正義に反
した過去の強権時代が残した多くの問題を理性的に処理し、積極的に国家の正義を実現
させ、さらに民主主義の発展を進めよう」と呼びかけた。

                           【内政部 2007年8月29日】


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