コロナ禍でも途切れない兵庫県新温泉町と屏東県の交流

コロナ禍でも途切れない兵庫県新温泉町と屏東県の交流

 本会の調査によりますと、日本と台湾の姉妹都市などの都市間提携は、今年6月30日に京都市と台南市が「交流推進協定」を結んだことで101件となっています。

 下記に紹介する屏東県と兵庫県新温泉町の交流は、都市間提携にこそ至っていませんが、屏東県の「潘孟安県長が率いる県の温泉観光事業団が新温泉町の温泉を視察したことがきっかけだった。その後、新温泉町が派遣する学生団が毎年のように屏東県を訪れ、研修・交流を行っている」そうです。

 都市間提携を行なっていなくても、学校同士の姉妹校提携で自治体同士などの交流も自然と生まれることも少なくないようで、それが日台の教育委員会同士の提携にまで結びついた徳島県教育委員会などの事例もあります。

 このようなコロナ禍でも交流が途切れない麗しい交流の一例として、屏東県と兵庫県新温泉町の交流をご紹介します。

—————————————————————————————–コロナ禍でも途切れず、屏東県と日本の兵庫県新温泉町の台日交流【台湾週報:2021年8月17日】https://www.taiwanembassy.org/jp_ja/post/79693.html

 屏東県(台湾南部)は昨年、各地から感染症対策の物資を募集し、それを新型コロナウイルスの感染がまん延する日本各地の医療機関に寄付してきた。これに対して今年、台湾で新型コロナウイルスのワクチンが不足していることが伝えられると、日本政府から計330万回分のワクチンが台湾へ供与された。屏東県の潘孟安県長(=県知事)は、日本からのワクチン供与に対する感謝の気持ちを伝えるため、自慢の県産マンゴーやパイナップル、それに県産フルーツをデザインしたサージカルマスクなどを交流のある日本の各自治体に贈った。

 そのうちの一つ、兵庫県新温泉町はこのほど、月刊広報誌『しんおんせん』8月号に潘孟安県長からのお礼の手紙と、屏東県から届いたマンゴーの写真を掲載。屏東県の観光情報と共に、屏東県との交流のプロセスなどを詳しく紹介した。新温泉町の西村銀三町長は、マンゴーを受け取ったあと潘孟安県長と電話で対談し、コロナ収束後に屏東県を訪れ、自治体同士の交流をより深めていきたいと伝えたという。

 新温泉町によると、同町では現在、町の情報センターに屏東県の紹介パンフレットを配架。町民に屏東県をアピールし、屏東県への理解を深めてもらっているという。また、月刊広報誌『しんおんせん』8月号では、屏東県の地理環境、観光スポット、それに新温泉町との交流のプロセスなどを紹介。屏東県から贈られたフルーツマスクは、同町で合宿を行った中京大学男子バレーボール部に提供したほか、その練習会場には屏東県を紹介する「のぼり」を立て、これを機に学生たちに屏東県についての理解を深めてもらったという。

 屏東県と新温泉町は2015年に交流をスタートした。潘孟安県長が率いる県の温泉観光事業団が新温泉町の温泉を視察したことがきっかけだった。その後、新温泉町が派遣する学生団が毎年のように屏東県を訪れ、研修・交流を行っている。2019年には屏東県の東港高中(=高校)と新温泉町にある兵庫県立浜坂高校が姉妹校提携を結んだ。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。

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