【衆院選挙】台湾は民主党の衆院選圧勝をどう見ているか

【衆院選挙】台湾は民主党の衆院選圧勝をどう見ているか
衆院選挙は民主党が308議席を得、自民党が結党以来の大敗北を喫した。台湾の報道に
よると、対日窓口である亜東関係協会や日本の台北駐日経済文化代表処は、民主党が与党
となっても台日関係に大きな変化は生じないだろうという見方をしているという。

 果たしてそうだろうか。民主党内に台湾問題に精通する議員が少ないことも気にかかる
し、中国が鳩山新政権に期待感を示し最大限に評価していることが気にかかるからだ。日
本にとっての台湾問題は対中国政策と軌を一にしている。中国の攻勢に果たして民主党は
耐えられるだろうか。以下に、台湾国際放送ニュースから紹介してみたい。 (編集部)


外交部:台日関係は日本新政局の影響を受けず
【8月30日 台湾国際放送ニュース】

 日本の第45回衆議院議員総選挙が30日に行われ、外交部の陳銘政スポークスマンが30日
夜、どの政党が勝利しても、台湾と日本の関係はその影響を受けないとし、中華民国政府
は今後も日本の新政権と密に連絡し、双方の実質関係の強化のために努力し続けると述べ
た。

 中華民国政府の対日本窓口機関・外交部亜東関係協会の蔡明耀・秘書長は民主党が政権
与党になった場合、台湾と日本との関係に大きな変化が生じない。逆に更に増進する可能
性があるとの見方を示した。蔡明耀・秘書長は、日本の外交政策は外務省が主導している
ため、短期間に政策を変えることが容易ではない。それに加えて、台湾と日本との間に国
交はないため、外務省の幹部職員との関係促進を通じて日本の外交政策に影響を与えるこ
とが困難だが、国会議員との意思疎通の強化を通じて共通認識を得、人脈を作ることがで
きると述べ、国会外交の重要性を強調した。

 一方、中華民国台湾の日本駐在機関・台北駐日経済文化代表処も30日深夜、今回の民主
党の圧勝についてコメントを発表、台湾と日本との関係は民主党が政権与党になっても引
き続き穏やかに発展していくと信じていると述べた。台北駐日経済文化代表処はまず、衆
院選を順調に終えた日本の有権者の民主的な素養に対して感服の意を表した。そして、圧
勝した民主党に祝賀の意を表すると共に、従来、台湾と良好な関係にある自民党に対して
も今後も引き続き友好関係を維持していきたい旨を伝達した。

 台北駐日経済文化代表処によると、中華民国政府は日本の民主党と良好な関係にあり、
馬英九・総統は総統選挙期間中の2007年11月に日本を訪問し、当時、民主党の幹事長を務
めていた鳩山由紀夫氏と対面、歓談した。その後、与党・国民党の呉伯雄・主席と馮寄台
・駐日代表も前後して鳩山氏に会った。鳩山氏は台日間の協力友好関係の強化を強調した。

 また、野党・民進党の蔡英文・主席は今年3月、日本を訪問した際、当時の民主党の党
首、小沢一郎氏を表敬訪問した。台湾の与野党は民主党と密接に往来していることから、
日本の政権交代は台湾と日本の関係に影響を与えることはないという。

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