『日台共栄』12月号:巻頭言「李前総統に制約を課してはならない」加瀬英明

『日台共栄』12月号:巻頭言「李前総統に制約を課してはならない」加瀬英明
言論の自由は、日本国内において外国人にも保証されています

 李登輝前総統の来日について、本会の加瀬英明副会長が機関誌『日台共栄』12月号の巻
頭言に執筆していますので、ご紹介します。               (編集部)


 李登輝・台湾前総統は、第二次大戦後のアジアが生んだ、もっとも優れた哲人政治家
です。一人でも多くの日本国民が、李先生の薫陶を受けることを願っています。
 新聞報道によれば、李先生が日本を訪問されることを希望していられるとのことですが
、本来であれば日本国民が李先生の訪日を願わなければなりません。
 李先生は日本の伝統的な国民精神を高く評価され、日本国民が貴重な精神的な資産を失
おうとしていることに、警鐘を鳴してこられました。これほど日本を深く理解され、日本
の現状を憂いていられる外国の政治家は、他におられません。先生の警咳に接すると、日
本人であることに自信が涌いてきます。
 李先生は昨秋、アメリカを行脚されて、ワシントンのナショナル・プレス・クラブをは
じめとして、精力的に講演を行われました。アメリカ政府は李登輝前総統だけではなく、
陳水扁総統の入国も認めています。それにひきかえ、わが国は李登輝先生が先般、病気治
療のために来日された時も、北京の顔色を窺って、先生の行動範囲や、活動に厳しい制約
を課しました。
 アメリカは台湾へ大量の先端兵器を供給し、アメリカ側は国防副長官、台湾側は国防部
長が出席して米台防衛定期協議を行い、北京が台湾に軍事威嚇を加えると、空母を中核と
する機動部隊を急派して、台湾を守る姿勢を示してきました。それにもかかわらず、中国
はアメリカに、一貫して媚びています。
 日本は米中関係を日中関係の手本とするべきです。弱さを示すことは、靖国問題や歴史
認識問題のように、相手から不当な攻撃を誘発することによって、日中関係を不健全なも
のとしてきました。中国のためになりません。
 李先生の入国を認めるだけでなく、先生の日本における活動についても、制約を課して
はなりません。言論の自由は、日本国内において外国人にも保証されています。


機関誌『日台共栄』12月号 目次

【巻頭言】李前総統に制約を課してはならない●加瀬英明 
台湾と私(10) 李登輝さんの謎めいた質問●伊藤栄三郎 
日本の方々と台湾の花見を満喫したい●李 登輝 
日本から台湾に桜の苗木を贈ろう!!●柚原正敬 
台湾地図の訂正要求を決議|緊急国民集会レポート●多田 恵 
中国の「立場」に従う文科省検定●永山英樹
サンフランシスコ平和条約と台湾●彭 明敏
日台共栄前史(9) 東亜新秩序構想で台湾を見出した秀吉●黄 文雄
「台湾返還」という戦後「常識」の虚構●本誌編集部
新趣向の「第三回台湾李登輝学校研修団」●片木裕一
台湾人は靖国訴訟をしていない●蔡 焜燦
日台交流日録(9)
編集部だより 
日台共栄写真館 10 月29日〜11月3日 第三回台湾李登輝学校研修団 表紙3
桜募金のお願い・平成17年 日台共栄の夕べ 表紙4


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