【11/14・台北】危険部位含むアメリカ牛肉輸入反対デモ開催

【11/14・台北】危険部位含むアメリカ牛肉輸入反対デモ開催

             「台湾の声」

 蘇煥智・台南県長(知事)は11月9日、台湾労工陣線、台湾教授協会等の複数
の民間団体らとともに記者会見を開き、11月14日に骨付き牛肉、ミンチ、内臓等
の狂牛病のリスクのある危険部位を含むアメリカ産牛肉の輸入に反対し、これら
危険部位の輸入禁止の立法化と、アメリカとの再交渉を求めるデモを行うことを
発表した。

 蔡英文・民進党主席は、「『米国牛肉台湾輸入議定書』は密室協議で決められ
、リスク管理がなっていない」と批判し、馬英九政権に対し、民意の力を軽視す
ることのないよう呼びかけた。

 陳儀深・台湾教授協会会長は、「11月14日のデモはアメリカ牛肉に反対するも
ので、反米ではない。政府の不透明な政策決定に反対するものである」と強調し
た。

 同デモは午後2時から台北市忠孝東路の頂好商圏(地下鉄忠孝復興駅と忠孝敦
化駅の間)を出発し、忠孝東路から林森南路、仁愛路を経由して総統府まで練り
歩く。


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