【梅原克彦前仙台市長】「第五の国難」に臨むに当たって

【梅原克彦前仙台市長】「第五の国難」に臨むに当たって
 
(心ある仙台の方々へのメッセージ)
 
 
           梅原 克彦 平成22年11月6日
 

拝啓
 
 中国という共産党独裁国家の本質がいかなるものであるのか、彼等の対日戦略とはどのようなものなのか、中国の日本に対する様々な攻勢に、どのように対処すべきかについて、私は市長在任中から、周りの方々や、友人達に、何度も口酸っぱく、くどくどと説明し、警鐘を鳴らし、また、自ら行動で示してきました。

 幸か不幸か、私の市長在任中の象徴的な事例として、チャイナ・マネー利権に群がる人々による「長町空中中華街構想」、小泉総理の靖国神社参拝に対する内政干渉、李登輝台湾元総統御夫妻の「奥の細道」旅行や仙台市・台南市の交流協定に対する中国側の露骨な干渉、毒入り餃子事件の真っ最中のK元副市長の長春市「名誉市民」授与など、中国を巡って、大小様々の事柄がありました。

 しかし、あの頃、大多数の皆さんは、全くと言ってよいほど、私が言っていたことを理解出来なかった。平成18年8月15日、私の靖国神社参拝の後、仙台の多くの友人達は(中国にではなく、私に対して)本気で怒っていました。本当に情けない。
 
 もちろん、私は、市長在任中の四年間、春、秋の例大祭、8月15日の終戦の日、全て欠かさず昇殿参拝をしました。国のために力の限り戦い、殉じた方々を慰霊し顕彰し、英霊に感謝する事は、世界中のどこの国であろうと、国民の一人として、地域のリーダーとしての当然の責務であるからです。
(なお、若し、いわゆる「A級戦犯」の合祀が怪しからん云々、という方がいらっしゃったら、是非、東京裁判の本質とは何であったか、サンフランシスコ講和条約の条文、米議会でのマッカーサーの証言などを含め、戦後の史実を良くお調べになった上で、とことん議論のお相手を仕ります。)

 中国、ロシア、北朝鮮のような無法国家の恫喝や干渉対して、事なかれ主義、弱腰の姿勢で臨んで来たことが、一体何をもたらしたのか?この二か月の間に日本の国に降りかかった事々が、その答えです。

 日本の全ての地域社会のリーダーの皆さん!

 どうか「目先の利益」に惑わされずに、今度こそ「国家の安全」「国全体の将来」について、真剣に考えて下さい。国家の安全・安寧があってこそ、国民の幸せや生活の安定があるのです。そして、皆さんが受けた「戦後教育史観」「東京裁判史観」の呪縛から、一日も早く脱して下さい。「諸国民の公正と信義に信頼して我々の生存と安全を維持することを決意した」などという壮大なフィクションに、一日も早く気が付いて下さい。もう、本当に時間がありません。

 今度こそ、日本人が目覚めなければ、皆さんのお子さんやお孫さんの時代には、本当に冗談ではなく、日本は「中華人民共和国倭族自治区(!)」になります。それでもいいんですか?逆に、ここで私たち日本人が、平和ボケから目覚め、奮起すれば、最終的に中国共産党一党独裁体制を崩壊に追い込み、まず、チベット、ウイグル、北朝鮮の人々を救う事が出来ます。もちろん、台湾、東南アジア、インドの人々もそれを望んでいます。(その後も数々の難題があるものの)最終的には、中国の人々をも救うことになるでしょう。決して大げさでなく、私たち日本人が、歴史的な使命を自覚し、遂行することによって、アジア全体を救うことになるのです。

 私自身は、この「第五の国難」に当たり、何があろうとも、愛する日本の国や日本人を守るために、子や孫の世代のために、また、私のこれまでの職業人生の多くの時間、共に楽しく働いてきたアジアの人々の幸福のために、文字通り体を張って、力の限り戦います。
 
 10月31日(日)は、名古屋での集会・デモ行進、11月3日文化の日は、新宿西口と渋谷ハチ公前で、私自身、合計二時間街頭演説しました。本日、11月6日(土)は、「頑張れ日本・全国行動委員会」等関係団体主催の「アジアに平和と自由を!自由と人権アジア連帯集会(於日比谷野外音楽堂)、引き続きデモ行進、有楽町駅前での街頭演説です。また、11月13日(土)、14日(日)は横浜駅前で、11月20日(土)は、大阪で集会、デモ行進、街頭演説を行います。一人でも多くの、心ある国民の皆様の御参加をお願いいたします。


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