【明日】「日台シンポジウム」を開催

日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載

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1>> 明日、戸籍問題の早期解決めざし「日台シンポジウム」を開催【当日受付も可】
   東日本大震災に対して示してくれた台湾の恩義に報いよう!

 現在、台湾出身者が日本人と結婚する場合や日本に帰化する場合、または台湾出身者が
日本人の養子となる場合など、その身分に変動があった場合、戸籍における国籍や出生地
は「中国」あるいは「中国台湾省」と表記されます。

 戸籍において、台湾出身者の国籍を「中国」と表記しているのは、実に47年も前の昭和
39年6月19日付で出された法務省民事局長による「中華民国の国籍の表示を「中国」と記載
することについて」という通達でした。

 大江康弘・参議院議員の「質問主意書」に対する政府「答弁書」でも、台湾出身者の国
籍や出生地を「中国」や「中国台湾省」とするのは法務省民事局長通達が根拠だとはっき
り認めています。

 そこで昨年11月、小田村四郎会長が法務大臣に対して民事局長通達の出し直しを求めた
ことを手始めに、今年7月には中津川博郷・衆議院議員が外務委員会でこの問題について質
疑し、また8月には大江康弘・参議院議員が「質問主意書」を提出するなど、国会議員の関
心も深いところです。

 つきましては、明日9月11日、戸籍問題の早期解決をめざし下記の要領で日台シンポジウ
ムを開催いたします。

 登壇者は、衆議院外務委員会で質疑した中津川博郷議員、住民票問題で東京都通達の出
し直しに尽力した小礒明議員、台湾問題の第一人者の黄文雄氏、台湾正名運動発案者の林
建良氏、仙台市長時代に台南市との友好交流都市を結ぶなど日台交流に尽力する梅原克彦
氏、台湾出身の女性と結婚した公民会計士の猪鼻嘉行氏、台湾・新竹から青森に嫁いだ出
町淑貴さん、本会から柚原正敬・事務局長などです。

 それぞれの立場から、外登証問題や住民票問題を解決したポイントなどを紹介いただく
とともに、戸籍問題解決についてお話しいただきます。

 東日本大震災に対して台湾の人々が示してくれた恩義に報いるためにも、この戸籍問題
をできるだけ早く解決したいものです。ふるってご参加ください。     【当日受付も可】

                                       日本李登輝友の会

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台湾は中国じゃない!
日台シンポジウム「台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!! 」

◆ 日 時:平成23年9月11日(日) 午後2時〜4時30分(受付:1時30分〜)

◆ 会 場:文京シビックセンター 5階 区民会議室C
       〒112-0003 文京区春日1-16-21(TEL:03-5803-1100)
       【交通】東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
            都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩3分
            JR総武線「水道橋駅」徒歩10分
       https://www.yoyaku.city.bunkyo.lg.jp/reselve/p_InfoShow.do

◆ 登壇者:中津川博郷 (なかつがわ・ひろさと) 衆議院議員
       小礒  明 (こいそ・あきら)    東京都議会議員
       梅原 克彦 (うめはら・かつひこ)  前仙台市長
       黄  文雄 (こう・ぶんゆう)    拓殖大学客員教授
       林  建良 (りん・けんりょう)   メルマガ「台湾の声」編集長
       猪鼻 嘉行 (いのはな・よしゆき)  公認会計士
       出町 淑貴 (でまち・スークウェ)  青森日台交流の会事務局長
       柚原 正敬 (ゆはら・まさたか)   日本李登輝友の会事務局長

◆ 参加費:1,000円

◆ 申込み:本会事務局まで、申し込みフォーム、メール、FAXで。

       申し込みフォーム:http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0099.reg
       E-mail:info@ritouki.jp
       FAX:03−3868−2101

◆ 主 催:日本李登輝友の会
       〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
       TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
       E-mail:info@ritouki.jp
       ホームページ:http://www.ritouki.jp/
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日台シンポジウム「台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!!」 お申し込み書

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2>>【台湾総統選挙】 蘇嘉全氏が民進党の副総統候補に決定!

 昨日、民進党の蔡英文主席は来年1月14日に行われる総統・副総統選挙の副総統候補者と
して蘇嘉全・同党秘書長を指名したと発表した。

 昨日の本誌で民進党副総統候補について、蔡氏意中の副総統候補者を早々に発表して万
全の態勢で総統選挙に臨むべきだろうと書き、有望とされる蘇嘉全・秘書長の略歴を掲載
したが、改めて蘇氏の略歴を掲載し、同氏の顔写真を掲載して報道する朝日新聞の記事を
紹介したい。

蘇嘉全:1956年10月22日、屏東県生まれ(54歳)。国立台湾海洋大学卒。国民大会代表、
立法委員、屏東県長、農業委員会主任委員(農水大臣に相当)、内政部長などの要職を歴
任し、2009年12月に民進党中央総本部の秘書長(幹事長に相当)に就任するも2011年に台
中市長選挙に出馬したため辞任。台中市長選挙では現職の胡志強氏に3万票の僅差で惜敗。
2010年12月に秘書長に再就任して現在に至る。

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台湾民進党の副総統候補に蘇氏 世代交代印象づける
【朝日新聞:2011年9月10日】
http://www.asahi.com/international/update/0909/TKY201109090422.html

 来年1月の台湾総統選で、最大野党・民進党の副総統候補が蘇嘉全・党秘書長(54)に決
まった。総統候補の蔡英文(ツァイ・インウェン)・党主席(55)が9日発表した。党内の
世代交代を印象づけるコンビで、4年ぶりの政権奪回に挑む。

 蘇氏は屏東県長、内政部長(内政相)などを歴任。昨年の台中市長選では国民党現職を
あと一歩まで追いつめた。民進党が弱かった台中など中部を補強する役割が期待されてい
る。

 副総統候補選びは迷走した。蔡主席は当初、中央銀行総裁を13年務める彭淮南氏(72)
に白羽の矢を立てた。金融政策のかじ取りで絶大な信頼を得るが、再三の打診を固辞された。