【台湾独立建国聯盟日本本部】委員長再任の御挨拶

【台湾独立建国聯盟日本本部】委員長再任の御挨拶
                             王 明理

この度、盟員の選挙により、委員長に再選されました。台湾の真の独立国家誕生まで、微力ながら努力し続けていきたいと思いますので、引き続き、皆様の御支援をお願いする次第です。
 私達、台湾独立建国聯盟が訴えることは一つです。
それは、「台湾は台湾人のもの。台湾は中国の一部ではない」という真実に基づき、台湾国を正式な主権独立国家として国際的に承認されるよう働きかけていくことです。

一部では、台湾にはすでに独立派の土壌はない、時代遅れだという声があるそうですが、一国の独立と言うのは、流行やムードで語るものではないはずです。それは、人間の根幹、国家のかたちに関わる問題です。
台湾人の過半数が台湾の独立を求めていることは世論調査で明らかです。
台湾国の独立性が確立していないことを、台湾人は再認識し、将来、子供たち、孫たちが、自由な国で暮らせるのか、独裁者の支配下に置かれるのか、まじめに考えなければならないのです。

 政権与党の国民党は、中国統一へ向けて、さまざまなルートで中国との関係を深めています。中共は、協力的な国民党の馬英九総統をパートナーにして、武力侵攻する必要がなくなりました。“平和友好的”な統一に対しては他国からの口出しも難しいため、台湾人は以前よりも危険な状況にあることに気づくべきです。

ところが、一方で、民進党は、台湾の国益を損じる政府のやり方を厳しく咎めるどころか、中共との外交ルートを開こうとしています。選挙に勝つために「中国とは自分たちもうまくやっていける」ということを国民にアピールしようとするあまり、中共に膝を屈しています。「台湾は中国の一部である」と公言している中共と手を携えるのは、今ではありません。台湾が主権独立国家として、国際的に承認されてから、はじめて、国と国との外交がスタートするのです。

聯盟日本本部は、台湾の最大のパートナーである日本の皆様に、台湾の状況を理解していただけるように、そして、真の平和のために、日本と台湾の正式な国交締結が実現できるように、活動して参ります。

 どうぞ、今後とも、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

         2013年8月18日


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