【ニュース】2月21日に民間国是会議が開催

【ニュース】2月21日に民間国是会議が開催
2009.2.19

        「台湾の声」

 台湾の野党である民主進歩党(民進党)と台湾団結連盟(台連)が共同で呼び
かけた「民間国是会議」が2月21日、22日に台北市福華文教会館で開催される。
登場するパネリストはグリーン(民進党系)からブルー(国民党系)までさまざ
まで、幅広く自由な立場から台湾の経済問題を討論し、馬英九政権に台湾社会の
民間の意見をアピールする。

 「民間国是会議」は全5部に分かれ、第1部は雇用問題に関して、台湾経済と
就業の戦略思考について、林濁水・元民進党立法委員(元国会議員)、辛炳隆・
台湾大学国発所副教授らが討論する。

 第2部は、財政バランスと税制の公平性問題等について、許添財・台南市長、
曾巨威・行政院賦税改革委員会委員、黄世鑫・台北大学財政学科教授、簡
錫[土皆]・税改連盟招集人らが討論する。

 第3部は、産業対策と金融安定について、黄宗源・中華民国工業区廠商連合総
会創会会長(元台連立法委員)、劉憶如・大和総研首席経済顧問(元親民党立法
委員)、許松根・淡江大学産業経済学科教授、董瑞斌・中国科技大学商学院院長
らが討論する。

 第4部は、社会セーフティーネットと弱者支援について、蘇麗瓊・高雄市政府
副秘書長、王榮璋・前民進党立法委員、呉玉琴・老人福利連盟秘書長、呂建徳・
中正大学社会福利学科副教授らが討論する。

 蔡英文・民進党主席と黄昆輝・台連主席は最後の総括を担当する。